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【失敗事例から学ぶ】SNSマーケティングで失敗しないために知っておくべきこと

こんにちは!Natee編集部です!!

今では多くの企業が始めているSNSマーケティング。
しかし、思うように成果を出せていない企業も多くいます。

せっかく始めるなら失敗したくないですよね。「失敗は成功のもと」とも言いますが、SNSマーケティングの世界では一度失敗をすると取り返しのつかないことになってしまうこともあり得ます。

ですので、失敗事例から「どうすれば失敗しないか」を学んでいきましょう!

今回の記事では
「若者」×「データ」を追求するマーケティングカンパニーとしてZ世代・若者向けの広告を制作してきた実績のあるNateeの編集部が【 SNSマーケティングで失敗しないために知っておくべきこと 】を解説していきます!

今回も5分程度でサクッと読める記事になっっていますので
ぜひ読んでいただければと思います!


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1. 失敗事例を見てみよう

-KIRIN 分かりにくいキャンペーンで失敗

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2020年1月31日からKIRINは
公式Instagramをフォローした上で「#私らしいエシカル」というハッシュタグをつけて暮らしの様子を投稿した人の中から抽選で10名にオーガニックワインをプレゼントするといキャンペーンを行いました。

エシカルとは『人と地球環境を考慮して作られたモノを購入、消費すること(公式サイトより)』という概念です。

決して悪い概念ではないですが、「エシカル」という言葉を理解理解し、さらにそれを日常的な文脈で使い投稿するユーザーはどれほどいるでしょうか?

こういった参加ハードルの高さからユーザーの参加率が低く、失敗に終わりました。

キャンペーンは、どれだけ簡単に気軽に参加できるかが重要です。
参加率を高めるためには、ユーザーが投稿するハードルを限りなく低くすることが求められます!

-トヨタ 不適切な表現で炎上

2019年3月トヨタ自動車Twitter公式アカウントは
アンケート機能を使って「女性ドライバーの皆様へ質問です。やっぱり、車の運転って苦手ですか?」と質問を投げかけました。

この質問に含まれている「やっぱり」という女性の運転技量が男性よりも劣るかのような不適切な表現をしてしまい、多くの批判が寄せられました。

その後トヨタ自動車は「不適切な表現」であったと謝罪しました。

良くも悪くも拡散性が高いSNS。
些細なことが大きく燃え上がることもありますので、
発言には十分に注意する必要があります。

-どん兵衛 消費者の反感を買ってしまい炎上

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2018年12月日清食品は
人気VTuberの輝夜月と自社製品「どん兵衛」のコラボ動画を投稿。

年越しシーズンに向けて行ったプロモーションであったが、
その動画内で他社製品をバットでボコボコにするなど行き過ぎた行為があり
SNSでは大きな批判の声が上がりました。

SNSマーケティングを行う際には、「それを見たユーザーがどう感じるのか」をしっかりと考える必要がありますね。

-マクドナルド 予想外のユーザーの反応で失敗

2012年初めにアメリカのマクドナルドは
Twitterで「#McDStories」をつけてマクドナルド関連のいい話を呟いてもらうキャンペーンを行いました。

マクドナルドとしては、家族とハッピーセットを食べたなどのほっこりする話が集まることを期待していました。

しかし実際には、商品の安全性や異物混入に対するネガティブな投稿が大量に寄せられました。

ユーザーのキャンペーンへの参加姿勢はコントロールすることができません。

SNSではユーザーは自発的に本音をつぶやくので、マクドナルドのようにユーザーの予想外の反応でマイナスイメージを残して終わってしまうこともあります。

ここまでは失敗事例をみていただきましたが、もちろんSNSマーケティングで成功した企業はたくさんあります。

《最新の成功事例からSNSマーケティングの手法を学びたい》


2. なんでSNSマーケティングは失敗してしまうの?

多くの企業が思うように成果を出せていないSNSマーケティング。
その失敗の原因は「戦略段階」と「運用段階」に存在しています!

段階ごとに失敗ポイントをチェックしていきましょう。

□戦略段階での失敗ポイント

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-目標・目的を設定していない

そもそもなぜSNSマーケティングを行うのか。
「流行っているから」
「競合がやっているから」
という曖昧な理由で初めてしまっていると多くの場合失敗します。

ブランディングのためなのか、売上増加のためなのか、
目的によって運用方法は異なりますので、きちんと設定してから取り組みましょう!

-各SNS媒体の特徴を理解していない

SNSは各媒体によって、利用しているユーザーも媒体が持つ機能的特徴も異なります。

ですので、媒体ごとの特徴の違いを理解せずにSNSマーケティングを初めてしまうと思ったような成果が出ない可能性が高いです。

SNS媒体の特徴をしっかりと理解できていない方はこちらの記事をご覧ください!5分程度でサクッと学べる記事になっております!

-ターゲット(ペルソナ)が決まっていない

誰に向けて発信するのかが明確に決まっていないまま、マーケティング活動を始めても、誰にもささらないコンテンツが出来上がってしまいます。

しっかりとSNS媒体の特徴とユーザー層を理解した上で
「あなたの商品・サービスは誰に向けたものなのか?」を明確に定義してSNSマーケティングを始めましょう!

-リソースが足りていない

SNSマーケティングは、広告なども含めたコンテンツ作成、投稿、検証、改善、管理など行う工程は多岐に渡ります。

とても普段の業務の片手間で行えるようなものではないです。
見切り発車で始めてしまっては、企業のイメージ毀損に繋がることもあります。

十分なリソースの確保と運用体制の構築をした上で始めましょう!


□運用段階での失敗ポイント

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-情報の押し売り・宣伝ばかり

SNSはコミュニケーションの場として活用されています。
そこで企業アカウントが露骨な宣伝行為ばかりしていると、ユーザーの平穏な日常を乱してしまい反感を買ってしまうことがあります。

SNSでは、多くのユーザーから親近感や共感を得ることが重要です。

-キャンペーンが分かりにくい

ユーザー参加型のSNSキャンペーンでは、参加しやすいものにするのが鉄則です。先ほど紹介した、KIRINのキャンペーンなどは参加者の負担が大きく、なかなか参加者が集まりませんでした。

キャンペーンを参加しやすいものにするためには
・参加条件を限りなく簡単にする
・アダルトや差別などネガティブな要素は取り除く
・プライバシーへの配慮
をする必要があります。

-PDCAサイクルを回していない

他のことでもそうですが、もちろんSNSマーケティングでもPDCAサイクルを回して改善していかないと成功することはできません。

認知度・ブランディングなどのKGIの計測は評価が難しいので、
フォロワー数・インプレッション数・エンゲージメント率などの定めてKPIをしっかりと観察しましょう!

自分のアカウントのどのに問題があるのかを突き止めて改善していくことで
質は上がっていきます。

-炎上してしまう

SNSは拡散性が高いので、不適切な発言などでユーザーの反感を買ってしまうと取り返しのつかない大変なことになってしまうこともあります。

炎上を未然に防ぐために以下の4つを意識しましょう!

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(1)重要な情報のやり取りはしない
基本的にSNSでやりとりする情報は「すべて公になる」と考えておきましょう!

(2)事実が確定していないものは投稿しない
裏が取れていない情報などは投稿しないようにしましょう。
他者の利害に関係してくるようなこと(医療や法律など)はより一層注意が必要です。

(3)プライバシーや個人情報は発信しない
その投稿を見た人が人物を照合できる可能性がある情報は発信しないようにしましょう。

(4)センシティブな話題にはむやみに干渉しない
企業の公式アカウントは運用担当者の個人アカウントではないので、1つ1つの発言が企業のイメージに直結します。ですので、世間を賑わせる話題には触れない方が懸命でしょう。


3. どうすればSNSマーケティングで成功できる?

ここまで読んでくださった方は、
失敗のポイントはよく理解してくださったと思います。

SNSマーケティングは簡単に始めることができますが、
しっかりと理解して運用体制を整えてから出ないと
思ったような成果を出すことはできません。

《SNSマーケティングを学び直したい》

《5大SNSの特徴を理解したい》

4. 最後に

SNSマーケティングで成功するためには、運用体制の構築と十分なリソースの確保が必要です!

焦らずにしっかり学ぶことから始めましょう。

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。