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心のベストテン第一位はこんな曲だった

年始にちまちまと90年代男性が歌うJ-POPのプレイリストを作っていた。

90年代は私が小学生高学年から大学に入るまでの青春そのものでその思い出補正が大いにかかっていると思うのだけどとてもキラキラしている。他の年代の人ともこのキラキラを共有したいな。

て私が送った青春時代は陰鬱としか表現できないのだけど…厳しい女子校の進学校で、私たちは寄り道もせず(比喩ではなくて寄り道禁止だった。ショッピングモールにいるのを見つかろうものなら罰として写経させられた)暗記力を試すだけのテストに辟易していた。友達といても孤独は中心にあると理解していたし、明るい将来を期待することもできなかった。家族ともうまく行ってなかった。
だから校則をものともせず男の子と付き合って楽しんでいるような子は別世界のヒトだった。

私だって恋はしていたけれど、とても健気な片思いだった。今でもそれは宝物すぎて、失恋だったのに宝物すぎて。大人になってからの恋愛はわりと話すこともあるけれど、この頃の恋愛は今からでは決して手に入らないから話すことで消費したくない。(恋はいつだってその時を逃したら決して手に入らないけどね)

話は戻るけどそんな厳しい学生時代、私がラジオで素敵な曲に出会うことは誰にも止められなかった。誰にも邪魔されなかった。

ダンスフロアに華やかな光♪がリアルに心のベストテン第一位のままな人いっぱいいるんじゃないだろうか。(私のベストテンには惜しくも入らないけれど)
この曲が流行ってた時は「厚かましいな」って思ってたし渋谷系のことはちょっと馬鹿にしてたけど、今聴くとキラキラだったあの頃をちゃんと思い出す。プレイリストにもいっぱい入れちゃった。

では私の心の第一位をここで発表すると…うーん難しいな…全部一位なんだが?(キレ)
このプレイリストの中では「君の顔が好きだ」「世界の果てまでつれてってよ」かな。これは人によっては「?」なのかもしれないのだけど、一言で言うとメロディーがいい!歌詞がいい!声がいい!イントロがいい!全部いい!「君の顔〜」のピアノイントロだけでワクワクするし「君の顔が好きだ」って歌詞も真実だよね。「顔じゃない」って言う人もいるけど顔だよ。顔に全て表れている。整っていても整っていなくてもよく知っていても知らなくても「ああこの人の顔好きだな」と思ったらもうその人のこと好きだよね。「世界の果てまで〜」はね、私男の人の裏声が好きなの。「とてもー甘いー(裏声)夢に溺れそう」で本当に溺れそうになるの。高揚感に溺れそう。(以上、一言でした)
あと、山崎まさよしのセロリも入ってる「STEREO」はCD擦り切れるほど聴いたな。ラジカセのスピーカーに耳を当てて呼吸まで聴き逃すまいと息を止めて聴いた。あんな聴き方もうできないだろうな…
以上、心のベストテン第一位でした!

はー、若返った。

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