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「自分にいいこと」への最初の反応は「拒否反応」

運動って体にいいとか、

お酒やタバコはやめたほうがいいとか、

今日は頭でわかっている事を、なんで行動に移せないのか

の話をしたいと思います。

産後激太りした私の体験

特に甘いものが好きではなかった私が、チョコレート、特にNutellaという体に悪そうなチョコペーストにめちゃめちゃハマった妊娠中。

増えた体重は16.5キロ。でもこの数値って多分、元々あった筋肉も衰えたので失った筋肉+増えた体重を考えるとものすごい体に負担がかかっていたと思います。

うちの父からも「お前、運動したほうがいいぞ」と言われ、写真を見直しても牛が牛を食べたような巨大さ。

産後2ヶ月くらいして、旦那が「そういえば、ここにジムができたんだってね、ちょっと入ってみようか」と散歩中にジムへ入っていく。施設は綺麗だったし、サウナもあったので「いいねいいね」と言ってその場で入会。

ヨーロッパってジム会費が結構安いんです。3000円とか。だからあまり考えずに入ったんですけど。

土曜日の朝に運動して、ジムにあったサウナに入って、リフレッシュして。

元々運動は好きだったんですけど、最初に「ジムに入ろうよ」と言われた時にはまず拒否反応。なんで?え、入るの?お金もったいなくない?といったように、自分の体にいいことのはずなのに、なぜかやらなくていい理由ばかり並べていました。

なぜ拒否反応が出るのか?

考えてみたんですが、まず運動をしろ、ということは今の生活ルーティーンから離れているものを取り入れる、すなわち、外からの分からないものが入って来る、という事です。

自分が今までやってなかった事に対して、未知の物、いわば敵が自分の生活に入ってきて、自分が危険にさらされるかもしれない、という防御反応だと思います。

例えばベジタリアンになるとして、明日から肉を食べるな!と言われたら、

「栄養が足りなくて倒れちゃうかもしれない」とか

「日中のエネルギーが足りなくなっちゃう」とか。

今やっている事ができなくなる可能性があるから、最初の反応は拒否、なんだと思います。

健康にいいと言われる物のリスト

ちょっと実験してみましょう。以下のものを明日からやってみて下さい!と言われたらどうしますか?

健康にいいと言われているものを揃えてみました。

1)冷水シャワーや寒中水泳

2)ウエイトを使った筋トレ(特に女性の方はムキムキになるからいや、となるのでは?)

3)菜食主義(ベジタリアン)になる。

4)断酒 

一つ一つ、検証してみます。

1)冷水シャワーや水風呂

これは、毎日暖かいシャワーではなく、冷たいシャワーを浴びる事。アメリカではアスリートが運動後にIce Bathと言って氷がたくさん入ったお風呂に浸かると回復が早い、という研究の元に流行り出した健康法。

10から15度の水に2分から10分浸かると、体にも心にもいいそうです。

サウナが流行っていますが、あれもメインの体にいいことは水風呂なんだそうです。冷たい水に浸かると、心も体もととのう。

でもどうですか?体にいいとは言っても、最初の反応は「やりたくない」ではありませんか?

昨日、旦那の40歳の誕生日に、海で泳ぎたい、と行って冷たい海で泳いでました。(外観気温は10度)心も体もスッキリしてすごく良かったと行ってましたが。私も膝上くらいまで浸かりましたが、いいとわかっていても拒否してしまいます。(写真見るだけで寒い)

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2)ウエイトを使った筋トレ

一緒に働いている子が「そんなヨガや有酸素運動だけでは、筋肉を燃焼してるからちゃんと筋トレしないとダメだよ」と言われ続けていました。その子はCrossfitをやっていて肩も足もムキムキ。女性らしくないな、と思ってウェイトを使った筋トレは避けていました。

しかし、去年辺りからやってみると、ものすごい効率的にワークアウトができる事が判明!今まで1時間走っていたのが、もう15−20分くらいの時間に短縮できるし、上手にプランすれば体のここ、というピンポイントで筋肉を鍛えられるのでなんでもっと早くやらなかったんだろう、と思うばかり。

実際やってみて感じたことは、ムキムキになろうとしたらそれなりに長い時間、努力しなきゃできないので・・自分がやっているエクササイズくらいでは女性らしくない、ムキムキにはなりません。

3)菜食主義(ベジタリアン)

欧州では特にベジタリアンの人口が増えています。イギリスでは10人に1人に近い割合になってきました。

ベジタリアンと一言で言っても、魚は食べるペスカテリアンだったり、チーズと卵は食べる、など、人によってちょっと違います。

お肉、特に牛肉を1キロに対しての温室効果ガス、CO2排出量が23キロ。豚肉1キロに対してはCO2を7.8キロ排出されています。(詳しくはこちら

環境問題に取り組む姿勢は必要ですが、私たちも何度か挑戦しましたが体質的にできる人とできない人がいると思います。肉や魚から得られていたタンパク質をきちんと他のソースから(プロテインシェイクを足したり、豆類を摂取したり)しないと、一日中疲れていて生活に支障がでます。

週に何食かはお肉を食べない日!というのを設けています。

4)断酒 

お酒は大好きなので、こればかりは1日の楽しみとして取っておきたい(拒否)でしたが、週中に飲むのを辞めたら体がむくまずほっそりとするばかりか、寝つきや寝起きがよくなりました。

さいごに

良い習慣を取り入れよう、と思った時の最初の反応は拒否反応、でもそれでも達成できそうな小さな目標を取り入れるのが、ちょっとづつ良い習慣をみにつける第一歩かな、と思います。

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