ニョキニョキ

なんだか、あなたなら分かってくれる気がする

誰かに言うほどでもないこの話を

あなたなら帰り道にあれ気になったよね〜

って笑い合えたかな

この曲あなたも好きだろうな

あなたはおちゃらけて踊ったりして

わたしは鼻で笑う

あなたのしょうもない冗談、、

もっと笑えばよかった、、

もっと笑えば、もっと、

もっとちゃんと気づいてたら、、

あなたがどれだけ完璧か

気づけていたら今もそばに居たのかな?

ただ時間は過ぎていき

生傷が、瘡蓋になって、あなたの名前を

声に出しても泣かなくなってきた

ただどれほど大切で、私のすべてだったか

いや。すべてだったから

すべてにしてしまったから

ダメだったのかな

ぎゅーっと小さくして奥深いところに

埋めたつもりが

たまに、ニョキニョキ出てくる

出てこられたところで

もう過去でしかないのだけど

過去にあんな気持ちになれたこと

それだけに感謝して

私は前だけを向いている。



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