私が新卒で在宅医療を選んだ4つのワケ

こんにちは。hinataです。
よく周りの人に、新卒で在宅の世界に飛び込むってすごいね〜と言っていただくのですが、私の中では大したことはないと思っています。確かに看護業界の中ではまだ主流な進路の歩み方ではないと思いますが。

しかし、本当に大切なのは自分が何を大切にしたいかがはっきりしていることなんじゃないかと思うからです。大切にしたいことは1人1人違っていいと思うし、それが明確になっていれば働く場所がどこであっても、一緒に働く人が、関わる対象が誰であっても自分を持って意欲的に仕事ができるのではないかと思うからです。私も、自分で決めた道だからこそ、責任もって仕事を頑張っていこうと思います。

また、その言葉を聞くと大体「なんでその道を選んだの?」と8割方聞かれます(笑)そのため、今回は私がなぜ看護師として新卒で在宅医療の道を選んだのかをお話しします。

1. 職場環境が重要だったから

個人的に働き方には一定の条件を設けていました。
・プライベートの時間がきちんと取れること(完全週休2日、できれば土日祝休み)
・働く時はがっつり働く!
・話しやすい職場であること、協力し合える、励まし合える職場がいい
・看護師という役職にとどまらず、幅広く活動したい
これが全て叶ったのが今の職場でした。働いてみて見えてくる大変さもありますが、職場の方にも恵まれ、仕事もプライベートも充実した毎日を送れています。

2. 相手の気持ちと向き合い、伴走できる医療者になりたかったから

昔から、人と関わる中で自分に心を多少なり開いてくれて、本音を、笑顔をぽろっとこぼしてくれる瞬間が大好きでした。
だからこそ、患者と看護師として関わるんじゃくて、まずは人と人として関わりたい。
その人の思いをまず聞きたいし、その上で自分ができる最大限のことをして差し上げたい。それを自分が一番やりたい形でできるのが在宅医療でした。

3. 2025年問題と在宅医療の必要性

2025年、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に突入します。2025年問題は、超高齢社会が訪れることで医療・介護・年金などで生じるさまざまな影響のことを言います。そうすることで医療を必要とする人も増えることが見込まれます。病院で医療を受けるだけでは受け皿は足りず、通院が困難となる患者さんの増加や自宅で最期を迎えたいというニーズの多様化も予測され、今、在宅でも医療を受けられる体制が求められています。だからこそ、今の時点で必要な連携体制を整えてく必要性を感じました。

4. 在宅医療での看護師の活動の広さと、資格を活かす方法
 自分で道を切り拓く意義。

在宅医療に出会って、看護師という職業の業務に対する私の個人的な常識?固定概念?(バイタル測って、診療補助して、日常のケアをして。。。)を超えた動きをしている人たちに出会いました。いい意味で看護師らしくないというか。
利用者さんを1番中心に思う気持ちはどんな時も同じで、アプローチの仕方が外出支援だったり、お散歩だったり、時にはお風呂介助だったり。そんなふうに看護師として、1人の人として相手のために幅広く活動できるのって素敵だなと思いました。

看護師に限らず、訪問診療の世界は一見、職種は何ですかと思う人が多いけれど、一人一人の現場を見ている観点には確かにスペシャリティが隠れていて。。。間違いなく個性が光る世界だと思います。
今の私は、看護師としての経験も知識もないけれど、だからこその素人の視点をチームに還元し、自分だからできることを模索していきたいと思っています。


以上4つが私が在宅医療に進もうと思ったポイントでした。
1. 職場環境が重要だったから
2. 相手の気持ちと向き合い、伴走できる医療者になりたかったから
3. 2025年問題と在宅医療の必要性
4. 在宅医療での看護師の活動の広さと、資格を活かす方法
 自分で道を切り拓く意義。

しかし、本当に大切なのは自分が何を大切にしたいかがはっきりしていることなんじゃないかと思うからです。大切にしたいことは1人1人違っていいと思うし、それが明確になっていれば働く場所がどこであっても、一緒に働く人が、関わる対象が誰であっても自分を持って意欲的に仕事ができるのではないかと思うからです。私も、自分で決めた道だからこそ、責任もって仕事を頑張っていこうと思います。



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