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予想外のグレートバリアリーフ旅 in Airlie Beach

前回の記事を書いた直後、QLDで有名なリゾート地の一つ、Airlie Beachに2泊3日の日程で行ってきました!

今はもう引っ越しを終えていますが、10日ほど前まで住んでいた町BowenからAirlie Beachまでは車で1時間ほどと気軽に行ける距離でした。

今回の目的はあの有名なグレートバリアリーフ。と、自然満喫。

初日は朝一でAirlie Beachに向かい、土曜日に行われるマーケットを散策。
あまり物欲がないタイプですが、数年に1回くらいアクセサリーに一目惚れして買うことがあります。今回のマーケットでその一目惚れをしてしまい、何年振りかに指輪を一個購入。確か5ドルくらいだったと思うのでいい一目惚れでした。

形と色がドツボで即購入

オーストラリアのマーケット文化が好きで、メルボルンやシドニー、ブリズベンに旅行した際もマーケットに行ったことがあります。大都市はマーケットの規模も大きくて、一度見て回るのでは物足りないのですが、小規模な町のマーケットは一周ゆっくり見て回るのに30分くらいで足りるので、おすすめです。

お昼まで街中でゆっくりした後に、宿にチェックイン。

実はグレートバリアリーフと同じくらい(もしくはそれ以上に)楽しみにしていたのが、今回の宿。

Airlie Beachはビーチリゾートですが、町の周りを山に囲まれているので、アクティビティは海、あとは静かな自然に囲まれたところで癒されたいということで街から少し離れた山の中にある宿を予約。

この宿が大当たりで、予約の際に口コミなどで色々見ていたのですが、いざ到着するとここで一日中過ごしたいという気持ちに。

もしこの記事を最後まで読んで、ここに泊まりたい!って思ってくれる方がいたら嬉しいので今のうちに宿のリンクを貼っておきます。

ではここからは写真メインで宿の魅力を伝えさせてください。

正面から見たキャビン
ベッド側の大きな窓からの景色
色んな鳥たちも観察できます
各キャビンの前には焚き火スペースも

キャビンの中は写真を撮っていませんが、清潔感がありおしゃれで落ち着いた雰囲気でした。

冷蔵庫の中にはお水以外に、シャンパンボトル、マシュマロが用意されていて、全て宿泊料金に含まれていました!最高すぎる。

初日の夕食まで町で済ませる予定でしたが、宿が気に入りすぎて、車ですぐのお店で持ち帰りをして、キャビンに戻って食べたくらい1秒でも長くこの宿にいたかったです。

暗くなったら早速焚き火を焚いて、キンキンに冷えたシャンパン片手に焚き火を囲むという大人なキャンプ感を味わって過ごしました。山の中はすごく静かで、たまに野生動物の動く音が聞こえたり、尻尾の長い影が焚き火の灯りで見えたりしてビクッとしましたが、自然の中にぽつんといる感覚が最高でした。

雰囲気に流されてマシュマロも焚き火で炙ってみたのですが、やっぱり溶かしたところでマシュマロは苦手でした。

翌日は朝から本命のクルーズツアーへ参加。

グレートバリアリーフのツアーは人気なので、遅くても1週間前までにオンラインで予約した方がいいと聞いていたので、私たちは2週間ほど前から予約しました。

ちなみに、現地のツアーデスクで当日予約するとオンラインより高くなるそう。

色んなツアーがあった中で、リーフでのシュノーケルができて、さらに船でもリラックスできるクルーズツアーに参加しました。ツアー料金は大人ひとり$300。

町のはずれにある港から出発し、離島のHamilton Islandに寄ってそこでも参加者を乗せてグレートバリアリーフへ向かいました。

片道3時間。

リーフが沖にあることは知っていましたが、こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。でも、クルーズ内ではコーヒーやティーが飲み放題だったり、焼き菓子やフルーツバイキングが出されたりと至れり尽くせり。

ひたすら続く海を眺めながら朝のティータイム

さらに当日参加できるオプションツアーの説明(フライト、スキューバダイビング、ガイド付きツアーなど追加料金で参加可能)や船上クルーたちと水中でのサインランゲージの練習など、道中暇する時間が少なかったのが良かったです。

そしてメインのリーフに到着。

リーフサイドに海上施設があって、そこに4時間ほど滞在してアクティビティに参加できました。私たちはひたすらシュノーケリング。

シュノーケルを楽しむ人たちの様子

クラゲやエイ対策のウェットスーツやシュノーケルマスク、フィンなどの装備も全て用意されているのですが、シュノーケルマスクが最低限の機能でパイプにスプラッシュガードが付いていないタイプでした。個人でシュノーケルマスクを持ち込んでいる人もいたので、私達も私物を持ってこれば良かったとちょっと後悔。

他の人に聞いてみると、ツアーのシュノーケルマスクはどこもこんなものだそう。

クルーズ内でGoProのレンタルもできたので、水中動画をたくさん撮りまくって思う存分楽しみました!データが動画ばっかりでこちらにのせれないのが残念です。

ランチはバイキング形式で、インドカレーが美味しくて他の料理はあんまり覚えていないですが、5、6品くらいあったかな?好きなタイミングで食べて、お腹が落ち着いたらまた泳いでと自由に4時間過ごすことができました。

4時間も海のど真ん中で過ごすと当たり前ですが、帰りの船内はみんなクタクタでクーラーが効きすぎて寒い体に無料のホットチョコレートが沁みました…

帰りのアフタヌーンティーはスナック系でチーズやサラミなんかが用意されていて、夕方港に戻った時点で、まだ満腹だったくらい食べ物に困らないツアーでした。

その日の夜は死んだように寝て、翌朝チェックアウト前にキャビンでの時間を堪能したかったので頑張って早起き。


キャビンの入り口にテラスがあって、そこで優雅に最後の朝ごはんを食べていたら、

最後の朝のひと時…

写真の植木の向こう、気づきましたか?

木々の向こうから、朝の訪問者がやって来ました。このチェックアウトの日は実は私の誕生日だったのですが、自然からの最高のサプライズプレゼントに感動。

水飲み姿が可愛い

この水桶、たまに鳥たちが飲みにくるのは見かけていたのですが、まさかワラビーが来てくれるとは思ってもみませんでした。

オーストラリアでのファーム生活で、運転中に野生のワラビーやカンガルーを見かけることはたまにあるのですが、こんなに近くで、しかもお互いリラックスした状態で出会うのは初めて。

私たちは物音を立てないように朝食の手を止めて、じーっと観察し続けてたら、水を飲み終えて満足そうに木々の中へ帰って行きました。

最高の誕生日プレゼントでした。

この後も、チェックアウトの時間までベットの上でゆっくりしていたら、正面の窓の目の前をまた別の?ワラビーが横切って行ったりと、最後まで素敵な滞在でした。

自然や野生動物が好きな方、Airlie Beachでちょっと違った滞在をしたい方に心の底からおすすめできる宿です!

自分で書いてても感じるのですが、この小旅行、この宿での時間が最高すぎてメインのグレートバリアリーフの思い出がちょっと霞んでしまっていまいました。

もちろん、グレートバリアリーフでのシュノーケルも良かったのですが、故郷の沖縄の海でもこれくらいの珊瑚と魚は見れるなと思ったのが正直な感想。規模はグレートバリアリーフの方が断然でっかいので、機会があったら上から眺めるフライトツアーに参加したいなと思ったのでした。

長くなりましたが、こんな感じで私のWhitsunday Regionでの約半年の生活が終わりました。

そこから約2週間ほど経ち、昨日。両肩から腕にかけて皮がむけているのに気づきました。いつこんなに日焼けしたっけなと考えたら思い当たったのがこの旅行。

誕生日を迎えて29歳になったのですが、日焼けから2週間後に皮が剥けるって遅すぎない?と恐ろしくなってしまいました。小学生くらいの頃は数日後にはベリベリに剥がれてた気がするのに…

アラサーの体の変化を思い知らされたのでした。

ではまた🌿



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