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2022年を漢字と共に振り返る

年末も近づき、お世話になっている方に少し早い挨拶も済んだタイミングなので、今年の振り返りをしてみる。

年末になると、今年1年の世相を表す漢字ひと文字が京都の清水寺にて発表される。毎年恒例の今年の漢字は、1995年から始まり今年で27周年を迎えるらしい。今年は「戦」が選ばれた。

以下、「戦」の字が選ばれた理由について引用

「戦」の字が選ばれた理由について、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年であったことや、円安・物価高など生活の中での「戦い」を応募者の多くが体感したことをあげています。

https://www3.nhk.or.jp/

世相を表すに納得の漢字だと思う。ちなみに、過去選ばれた漢字は下記リンクより閲覧できるので興味のある方はぜひ。


個人としての今年の漢字

これに倣い、僕個人としての今年の漢字は「歩」を選んだ。
理由は、以下4点。

  1. 人生でやりたかったことを始めた

  2. 盛大に浪費した

  3. YouTuberとコラボ

  4. 将棋に興味を持った

1.人生でやりたかったことを始めた

人生でやりたかったことの1つを「歩」み出せたという意味で書いた。やりたかったこと、それは髭脱毛。執筆時点では、ご時世で外出時にマスクを外すことが少ないが、その点はあまり気にしていない。髭脱毛は、レーザーにより熱を毛根に伝えて、毛の細胞を破壊することによって脱毛するが、体毛が燃えるときの臭いは酷い。既に6回ほど経験しているが一切慣れる気がしない。

2.盛大に浪費した

世界中で数年前に話題になってたけど、何が凄いのかわからなかったブロックチェーン技術、メタバース、NFT等について、下記の本を読み、実際に関連技術やサービス等に触れてみた。その際、NFTに生活費3ヶ月分突っ込んだ。投資目的でNFTを保有する方もいるみたいだが、浪費と割り切ってしたことなので良しとしている(なお、大学の学費を除けば人生最大の支出額)。
新たな分野に足を踏み入れたという意味で、「歩」の理由とした。

※本内容は振り返りに伴う紹介です。推奨する意図はございません。暗号資産については、FTX破綻の件もあったし、あくまでリスク許容度の範囲内で…

3.YouTuberとコラボ

ひょんなことからYouTuberの方(以下Bさん)とコラボさせていただいた。コラボと言っても、Bさんが視聴者さんに提供されているツールの機能の一部を自動化させていただいただけだが、その報酬として収入を得ることができた。
僕にとっては新鮮な出来事だったため、最初の1「歩」ということで書いた。

4.将棋に興味を持った

僕にとって将棋との出会いは苦い思い出。それは小学校低学年のとき、児童館で友達に勝負を挑まれてボコボコにされたためであった。20年近く前の出来事だが、最近その思い出がふと蘇り、あのときの苦い思い出を払拭したいという思いで将棋を始めてみた。戦法を学んでから、いざやってみると対局相手との盤上での駆け引きが楽しい。今はオンラインで気軽に遊べるため対局相手に困らないことも良いと感じる。

将棋はインドを発祥の地として、西洋に渡り「チェス」になり、東に渡り将棋となった。江戸時代の「浮世絵」にも描かれていることから歴史が深いことが分かり、それ故奥が深い遊戯であることも頷ける。

国立図書館が昭和63年に発行した「囲碁・将棋文化史展」の資料No81に紹介されてる作品

また、自分が取った敵の駒が使えるというのは日本の将棋だけのルールで、日本の将棋は「最も複雑・高度なゲーム」と言われているみたい。

世界各国の将棋型ゲームと日本の将棋には、明らかな違いがあります。自分が取った敵の駒が使えるというのは日本の将棋だけのルールです。このため、「最も複雑・高度なゲーム」といわれるようになりました。

https://www.jti.co.jp/

将棋では、歩(ふ)と呼ばれる前方に1マス進むことができる駒がある。個としての能力は高くはないが、他の駒と協力して動かすことで時に強力な武器となる。どんな能力も使い方次第で真価を発揮できることを学んだきっかけが「歩」であったため書いた。

最後に

過ぎてみればあっという間の1年も、自分なりの指標を元に振り返ることで有意義なもの変えられると思う。
自分に出来ることを焦らず走らず、歩くかの如く続けられれば、良い人生を過ごせるだろうか。それでは、良いお年をお迎え下さい。

近所の林道