遊びは事前に遊びでありうるか?
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にて以前掲載した文章を。
「今から遊ぼう(遊びましょう)」
こう言って声をかけられることがある。
あるいは、独り言のように自分の中で思うこともあるかもしれない。
さて、この呼びかけによって、遊ぶことは本当にできるのか、という話です。
これは、遊びの定義によります。
遊びを、ある既成の概念に当てはめるものと定めるのか、自分の気の赴くまま没頭しているうちに無意識に行っていたことと定めるのか、の違いだということです。
例えば、火遊びや夜遊び。
「今から火遊び(または夜遊び)をしよう」と言われたとき、ワクワクする人と興醒めする人がいるような気がします。
ワクワクする人は、遊びの定義を上の前者として捉えている人であるような気がします。
興醒めする人は、遊びの定義を上の後者として捉えている人であるような気がします。
ワクワクする人の心には、何か典型的な火遊びや夜遊びのモデルがあり、そのパターンを追体験することが楽しいと感じるのではないでしょうか。
一方で、興醒めする人の心には、事前に枠組みが確定してしまうともはや不安定な楽しみがなくなってしまうと感じるのではないでしょうか。
この辺の感じ方は、まさにタイプAとBの感じ方に対応しているものと思われます。
言葉ひとつをとっても、タイプ別で認識が異なるというよくある話ではあるのですが、今日は使用頻度の高い「遊び」という言葉を軸にしてみました。
ちなみに、同じような言葉に「娯楽」があります。
A: 晴れと卦は別; B: 晴れと卦は一体 - ナットク
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