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【育児ゆる話】1人の人間として子どもと向き合う【おっとっとブチギレ事件】

食べ物の恨みってこわいですよね。

なにが起きたって、4歳息子のおっとっとを食べたらブチギレられたというお話。

そしておっとっと事件と合わせて、子どもとの向き合い方についてふと思い出したことがあったのでその記録です。

忘れられていた おっとっと

ある日スーパーで、息子が食べたいと言ったおっとっと。
買ってしばらくしても「食べたい!」と言い出さなかったのです。

2週間くらい経過したこともあり、

「買ったことを忘れてるんだなぁ」
「お腹すいたなぁ」

寝かしつけ後に適したおやつが無かった母は、息子がチョイスしたおっとっとに手を伸ばす。

おっとっとって、夜遅めに食べても罪悪感を感じにくいんですよね。
中が空洞だから0カロリー。

ヒトデ⭐︎型以外を先に食べて、最後にヒトデ型を一気に流し込み、ムシャバリ食べるのが私のこだわり(知らんがな)。

スタッフ(母)が美味しくいただいたその3日後。

買い物帰りの車中、息子が言いました。

「帰ったら今日はおっとっとを食べるんだ」

もう記憶力も一人前

思いもしない言葉にヒッとなる私。

しどろもどろになりながら、「おっとっと、もう無いかもなぁ……」というと、

👦「どうして!?どうしてもう無いかもしれないの!?」

かなり剣幕に。

「いやぁ…うーん、無いかもなぁ…(恐ろしくてママが食べたと言い出せない)」

👦「どうして!?どうしてなの!
ママが言ってごらん!!!」

このやりとりを3往復くらい。ダッシュボードをガンガン蹴ってます。

決して「食べたの!?」とは聞かずに、自らの言葉で言いなさい!と詰められる。

激詰めされて、食べましたごめんなさいと自白。

息子の怒りが収まらなかったので、駐車場に到着したけどUターンでコンビニに向かいました。

まだ4歳だし記憶力は未熟なんだろうな〜と勝手に考えてたけれどそんなことは全く無かったです。
調べてみたら、もうとっくに長期記憶ができるお年頃なのね。

一度に覚えられる量が少なく、また覚えていられる期間も大人より短い、つまり「短期記憶」が子どもの記憶の特徴です。

生後間もない赤ちゃんでも、毎日お世話をしてくれるママやパパのことはなんとなく記憶していますが、過去にあった出来事を話せるようになる(記憶が定着する)のは3~4歳以降になってから。

そのころになると、記憶を語るために必要な「ことばの理解」や「時間の概念の理解」が発達するためです。

NHKエデュケーショナル すくこむ

「伝えたいこと、伝わった!?」1歳半のある日の出来事

おっとっと騒動でハッと思い出した、「1人の人として、対等にコミュニケーションを取ろう」と誓ったある出来事。

息子が1歳半頃のこと。
まだおしゃべりも十分にはできず、こちらの言い分も伝わっているかハテナ?な時期。

夜中に目が覚めてしまったとき、寝てくれずギャーギャー泣いて騒ぐことが数日続いたことがありました。

寝不足でしんどくなってきたので、夜寝る前と夜中に起きたときに寝てほしい理由を懇々と説明するように。

「夜中に起きちゃうと、ママは次の日疲れて一緒に遊べなくなっちゃうんだ…優しくできなくなっちゃうこともあるんだ…だから寝てほしいんだ…」
と切実に訴えかけたんです。

すると夜中に起きても、泣かずになんとか自分で寝てくれるように!

ちゃんとわかってるんだ!!と、とても驚きました。

確かに自分が子どもだったら、有無を言わさず寝かせられようとしたら嫌だよな〜なんて思ったり。

「まだまだ幼い子ども、難しいことを言ってもわからないんだろうなぁ」と子ども扱いしていました。

けれど成長していてしっかり言葉を理解をしてる。
親が勝手に主導するのではなく、対話を通して子どもときちんとコミュニケーションを取ろうと思った出来事でした。

子どもと対等に向き合おう

当たり前のことなんだけど忘れてしまいがち。子どもは親の所有物ではないということを。
私とは別の人間であることを。

息子のおっとっとを勝手に食べてはいけません。
おもちゃも勝手に処分するのはもうやめよう。(でもいくら使ってないおもちゃでも難しいんだな〜これが)

外で拾ってきた大量の桜の花びら(枯れて茶色くカリカリになってる)も、ちゃんと宣言してどうにか捨てました。4日くらい家にいたけど。

おっとっとブチギレ騒動から、幼き我が子とのコミュニケーションを思い出しました。


次からは自分の分のおっとっとも買います。
押忍。

それでは。




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