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【実体験】アトピーはメンタル要因?

私は昔からアレルギー、アトピー体質。

花粉はスギ、ヒノキ、イネに反応するため、基本通年で戦ってます。

アトピーは学生時代たまに出ていたけど、気にならない程度でした。

が、大学に入った頃、急激に悪化。
数ヶ月のことだったと思うけど、超暗黒時代!

けれどその後、急にアトピーが改善してかゆみも一切なくなるという不思議な体験をしたのです。

今振り返るとメンタルが起因していたんだろうなと思うのです。
そんな暗黒時代からの急改善を振り返ります!

日本人の3人に1人はアトピー性皮膚炎

日本人の30%がアトピー素因を持っていて、30年でアトピー患者は約2倍に増えているそう。

多いな!?確かに芸能人でも結構耳にする気がします。
有名どころだと、女優の木村文乃さんがアトピーであることを公表してましたよね。
親近感というか一気に仲間意識が芽生えた記憶。

遺伝がかなり影響するのだけど、アトピー協会では原因の1つに心理的要因があるとの記載がありました。

遺伝要素、環境要素だけでもアレルギーになりますが
最近では受験や進学、就職、転勤、失恋といった
心理的なストレスでアトピーになるケースが増えています。

過去に受けた心のキズが思い出されそれが引き金となって症状が表れることもあり、
心理的要因が大きく影響しているとの説が有力です。

日本アトピー協会 http://www.nihonatopy.join-us.jp/padyna/genin/shinriteki.html

私も元からアトピーではあったけど、あれだけ悪化したのは確実に心理的要因だと思います。

当時は気づかなかったけどね。

20歳お年頃の女子 暗黒の数ヶ月を過ごす

大学入学して数ヶ月、少しずつアトピーが悪化していき、気づけばひどい状況に。

全身痒くてたまらない!顔にも症状は出て目の上と鼻の上はガサガサ赤みがあるという、年頃の乙女にはかなりつらい状況でした。

母親もかなり心配してくれて、アトピーに関する本を読み漁り、食事改善して、複数の皮膚科に定期的に連れて行ってもらってました。

腕も足も出せないので夏場でも長袖やスパッツ。

顔も赤みがあるので隠しがち。

指も赤切れだらけで片手に5・6枚絆創膏を貼ってる状況。

キラキラした女子大生を見ると自分との対比に自己肯定感がどんどん底に落ちていく。

弟はアトピーは全くなくてきれいな肌で、なぜ女子の私がこんな目に!

妬ましい気持ちと一生このままかもという絶望感で、身体も心も毎日すり減っていく感覚でした。

かゆみが消える 転機の沖縄旅行

皮膚科で薬や漢方、食事も玄米食などたくさんのことを母は試してくれたけれどなかなか症状は改善せず。

そんな20歳の9月。バイト友達と初めて沖縄旅行に行くことに。

水着になる抵抗感はあったけれど、なんか布みたいなやつ(?)で隠しつつきれいな海をエンジョイしました。初沖縄は海がとってもきれいで感動したなぁ〜。

2泊3日で行った旅行、2日目か3日目かに、「あれ、かゆくない。なんか調子いいな」と感じたのです。

そして旅行から帰ってきて以降は、あのひどかった日々が嘘かのように痒みもなくなり肌もきれいに。
おしゃれもメイクも楽しめるようになったのです。

悪化の原因は 心の不健康

個人的には明らかに沖縄旅行で変化しているので、鬱屈した感情が沖縄で解放されたおかげなのではないか?と考えてます。

その頃、長年付き合っていた彼氏と別れたり、その彼が知人と付き合い始めたり、他にも恋愛でごちゃごちゃがあったり。

20歳頃ってそんなことはよくあるとは思うけど、当時は嫉妬や馬鹿にされた感や誰にも必要とされてない感や、それはもうまっくろくろな感情に支配されてたんです。

そんな折に大悪化したアトピー。

アトピーを隠そうとして余計に内にこもる感情。

人からの評価を気にして本音を隠しがちなところはもともとあったけれど、
それがさらにヒートアップして身体も心も隠す日々が続きました。

それが沖縄旅行で解放されたのではないかと!

自分の心と身体と付き合っていく

その後はというと、あの頃のように大悪化することは無くなりました。

疲れやストレス、不摂生をすると少し症状が出る程度。
ただ薬で抑えられるので付き合っていけるくらいです。
肌も「きれいだね」と褒めてもらえることが多いくらい。

人はそれぞれ、身体の不調が出やすい箇所がありますよね。

私の場合はアトピーという症状を使って、「休みなさいよ」と早めに教えてくれると今は思ってます。

30数年生きてきて、自分の身体と心との付き合い方もわかってきましたぞ。

心と身体は1つなのだ、と実感したハタチの思い出でした。


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