SDGs の目標年まであと8年……2030年でゴール到達、もう安心……とはならないでしょうから、SDGs の先も見据えながら活動する時にフィットする言葉は何かなぁと日々考えていたところ、以前フリーペーパーの連載記事に書いた「チーム2050」のことを思い出しました。
データを探してみたらありました。名寄のフリーペーパー『ぱるぱる』2012年4月号の「森からの伝言」というコーナーに掲載されたものです。
8年先の2030年だと現在からの延長線上で予想がついてしまい、思い切った対策に踏み込めないようですが、昨年、日本政府が2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を宣言したように、2050年だとまだ28年あるという余裕の中で「ゼロ」という野心的な目標設定を可能にしています。
多くの自治体が2050年ゼロカーボンシティ宣言を表明していて、日本の総人口に占める割合だと88.8%にまで達していますね(2022年1月31日時点)。
最初に「チーム2050」を思いついた時は「環境問題」とだけ書きましたが、SDGs 時代の今なら、人権問題も含めた大きな「社会問題」も同時進行で解決していくことで、車の両輪として機能し力強く前に進むことができると私たちは知っています。
あらためまして、今ある大きな問題を解決して次世代に渡す「チーム2050」結成どうでしょう?