方位磁針が北を指さない時代には
ボードゲームのアジトからスタートした「あそべや」という場所について、これからどうしていくつもりなんですか、とかビジョンのようなものを聞かれることが多いんですが、ビジョンがないのがビジョンです、と半分遊びで答えていまして。
昨日はこんな話しをしました。
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方位磁針が北を指さない時代
磁場が乱れて目指す方角がわからなくなった時代
そんな時代には大きなビジョンを敢えて描かない
ゴールからのバックキャスティングで最短ルートを進むよりも
今いる場所でそこに居合わせた人たちと
今やりたいことを出し合ってとりあえずやってみる
そういうやり方がいいのかもね
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とりあえずやり始めると
やっぱり違うな とか もっとこうした方が とか出てきて
やりながらどんどん変えていく 変わっていく
一区切りついたら立ち止まり
今どこにいてどんな気持ちかを確かめて
一旦解散
この指止まれ
その繰り返しの中で浮かんでは消えるものもあれば
残るものもあって
それが土台になって
キャンバスになって
また大きな絵が描ける時がくるのかもしれません。
知らんけど。
そんな「あそべや」で次はコケリウム・ワークショップです。
バーカウンターで「あちらのお客様からです」ってあこがれます。