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内発と自律のすゝめ

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【概要】SDGs大賞を受賞した北海道下川町で役場職員、NPO法人ファウンダー、議会議員、2児の父と様々な立ち位置を経験してきた奈須憲一郎が硬軟織り交ぜて記します。【想定している読…
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#地域づくり

逃げるは恥だが声に出す……やりがい搾取を感じた時

「逃げるは恥だが役に立つ」のDVDを借りて家で観てる人がいたので嫌でも目に入ってチラチラ見てたら、めちゃくちゃ面白いじゃないですか。恋ダンスが流行ってる時、流行り物に乗りたくなくて観ずに損した気分。 そして やりがい搾取 好きの搾取 なんて言葉も出てきて それなー! それ今一番言いたいやつー!! と大共感の嵐。てゆーかストーム。北大OBですから(今の北大生もストームやるのでしょうか)。 といっても家事に対して言いたいわけじゃなく、地域づくりに対して。 地域づ

ポストイットは二度使命を帯びる

「ある地域・ある組織の今後を話し合う場にファシリテーターとして関わった時」の続きです。 前回、個々のやりたいことを書き出した時に使ったポストイットに新たな使命が。 模造紙に縦軸と横軸を書き込み、4つのゾーンに分け、縦軸と横軸にそれぞれ別な指標を設定し、前回のポストイットを仕分けしてもらいました。 すると、また別な見え方がしてきて、対話が進み、新たなポストイットを加えたりしているうちに、これならすぐにでもできそうなこと、調査が必要なことなど、次のアプローチが見え隠れ。

ある地域・ある組織の今後を話し合う場にファシリテーターとして関わった時

北海道下川町で役場職員、NPO法人森の生活ファウンダー、下川町議会議員、個人事業主と様々な立場を経ながら、いわゆる地域づくりに総合的に関わってきた経験を活かし、他の地域のお手伝いをしています。 そうした場面で重視しているのは対話です。 特に、NPO法人日本森林療法協会で組織の立て直しのタイミングで理事長を引き受けた際、対話を重視してワールドカフェなどの手法を取り入れ、対話から積み上げた活動を軌道に乗せることができ、その経験から大きな学びを得ました。 先日、ある地域・ある