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内発と自律のすゝめ

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【概要】SDGs大賞を受賞した北海道下川町で役場職員、NPO法人ファウンダー、議会議員、2児の父と様々な立ち位置を経験してきた奈須憲一郎が硬軟織り交ぜて記します。【想定している読…
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2020年7月の記事一覧

小さな成果が自信を育て、見える景色も変わるはず

一期学舎での自習のはじめに、今日の目標的なものをポストイットに書いて貼り出してもらっているのですが 先週は「化合物」という言葉が重なっていたので聞いてみたところ、小テストがあるとのこと。 「こんなの覚えられない〜」という悲鳴も聞こえてきます。 機械的に暗記するのは非効率なので、原子と分子をテーマにしたボードゲームを引っ張り出してきて(なにしろ下川共室は入り口がボードゲームショップになっているのでボードゲームは売るほどあります) 記憶の手がかりになる基本的な考え方を伝え

雑談ルールのクセがスゴイ

↓こちらの記事でも書いた雑談に対して 一期学舎の下川自習室でルール決めを提案してみました。 みんな目的があってここに来ているので 例えば勉強していてわからないところを聞いて、それに答えて、というのは雑談じゃないから OK で ここに来ている目的に沿わない話は雑談なので NG とか 雑談 NG で集中する時間を決めて、その合間に休憩時間を設けて、その時は雑談 OK にするとか ここにいるみんなでルールを決めてはどうだろう、と。 すると、15分集中して30分休憩、と

なりたい職業は、ありたい自分への入り口

一期学舎では、ありたい自分に近づいていくこと(自己マスタリー)の支援を活動の柱にしています。 「自己マスタリー」シートを開発し、このシートを起点に個人ビジョンや今の現実などにアプローチします。 スタートした下川自習室では、自己マスタリー支援の手始めに、将来の夢などについて聞き取りをしています。 聞き取りの最初に出てくる職業などを入り口に なぜその職業なのか、動機は何か その職業をどう理解しているか その職業のどこに喜びを感じると思うか  モノづくりなどの行為その

『あなたの人生』という名のボードゲームは、ゴールを設定することで動き始める

一期学舎の活動に関わってくれるチームで自己マスタリー練習をしました。 その時に使ったワークシート2枚のうちの1枚がこちら。 一期学舎の活動の中でボードゲームを活用していくこともあり、ゲームから着想を得て開発しました。 ゲームで遊ぶ時、最初に自分のキャラクターの初期設定をすることがありますよね。 今回は、初期設定ではなく、逆にゲームのゴールにたどり着いた時の設定を考えてみることから始めました。 そして、そのゲームは、自分の人生をテーマにしたゲーム。 自分の人生をテー