【三麻】聴牌to聴牌装い

前回の続き。
ツモ損ありの三麻ではできるだけ相手の放銃を誘いたい。そこで聴牌to聴牌を装う仕掛けをして相手を騙してみたいという話。

自分の手牌 白ポン打8p・9pポン打3s

白ドラ3聴牌で25p待ち。ここで他家が2sを切ってきたらポンして打8sとしてみたい。
一見無駄でしかない2sポンだが、前順に3sを切って雀頭固定した2sをポンして打8s、これは聴牌to聴牌でカン7sからの待ち変え(55568sからの仕掛けや、68sから対々和を見た仕掛け)に見える。6sは中筋とはいえ切りづらくなり、逆にピンズは少し切りやすくなるのだ。


しかし、この2sポン打8sには様々な注意点がある。
まず大前提として、聴牌to聴牌に見えること。2sポン打8sの直前に7sが通っていたり、自分の捨牌に9sがなければ相手は騙されない。
次に、対戦相手のレベルを見極めること。適切な読みをする相手にのみ効果がある仕掛けであり、信用出来ない相手には一見無駄なポンが本当に無駄なポンになってしまう。雀魂でいうと雀聖3以上と同卓した時のみポンする価値があり、それ以外の卓は8sでの無駄な放銃リスクを覆すリターンは望めない。
最後に、これが使える場面は滅多に来ないこと。これは聴牌to聴牌に見える!という状況は簡単には訪れない。なにかしらの矛盾が出たり、聴牌to聴牌以外の可能性が否定できないことが多いのだ。
このようにほぼ机上の空論のような聴牌to聴牌装い戦術だが、もしチャンスが来たら試してみたい。決まったら気持ち良いだろうな«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク


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