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公女殿下の家庭教師16

読書と執筆の時間が取れなかったためひっさしぶりに書きます。

今回は、2月19日に発売した公女殿下の家庭教師の16巻を読んだのでその感想。 ネタバレあります。

評価★★★★★

  • 作者:七野りく

  • 媒体:電子書籍

  • 巻数:全16巻(未完結)

前回の15巻が出たのが8月ということもあり全然内容を覚えていない。

ララノア編のクライマックスとなる今回はやっとやっとシェリル王女殿下が物語に絡んできた。 シェリルは見た目も性格も好きなので戦闘シーンもそれ以外も多くて感謝しかない。
シェリルかわいすぎ。

少し前に敵勢力の使徒に堕ちた、アレン達の同期で親友のゼルもどうやら復活させた偽聖女に従わされているだけで、
完全悪といったわけではなさそう。
戦ったシェリルやリディヤに忠告したり、妹のお墓参りに行ってあげるという発言に感謝したりゼルの根の部分は変わってないことがわかった。

また、今回【亡影】としてタチアナが出てきたり、
【氷獄】リルの名前を借りる魔王の話の中にレーベに関することや、
春、【蒼楯】のステラの姓が出たり、
ハワードの家祖としてロスが出てきたり(ロスとリルが結婚していたり)と辺境都市の物語の後の世界の歴史がつながってきて、
辺境都市ファンとしてもこれから世界の真実が明かされるのが楽しみになる終わり方だった。

辺境都市→公女殿下で称号が変わっているが、【月神】はおそらく【蒼楯】だと思われる。
【蒼楯】は辺境都市でラスボス格の登場の仕方だったのに全カットされていたので公女殿下でそのあたりの経緯とかが明かされてほしいと思う。

魔王、魔銃使ってるしエルフの民族衣装来てるし銀髪だし撃った弾は分裂するし【千射】の関係者ですか? これまでは【四剣四槍】と【拳聖】の関係者ぽくあったけどあのメイドエルフも関係してますよね?

と、ここまで公女殿下の感想のはずが辺境都市の話ばかりに……

偽聖女の素性も少しずつ明かされてきて、これから世界の根幹に迫っていくと思うと次回が楽しみ。


以上、公女殿下の家庭教師16巻の感想でした。


公女殿下の遥か昔、神代から神なき時代に移り変わる時の物語の辺境都市の育成者も一緒に読むとより楽しめると思う。

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