REJECTに関わる全ての人へ。3.6億円の資金調達の背景と決意表明。
株式会社REJECT 代表取締役の甲山翔也(NasteL)です。
この度、株式会社REJECTではシリーズAラウンドとして総額3.6億円の資金調達を実施しました。
多くのメディアに取り上げていただき大変恐縮です。ありがとうございます。
REJECTにとって非常に大きな節目となるタイミングになるので、いつか大きな夢を叶えたときに当時の思いを振り返られるようにまたnoteに思いを書き綴ります。
気付くと50名近くの選手を抱え、チームスタッフ、従業員、ステークホルダーまで含めると100名近くを擁する大所帯になっています。
是非REJECTに関わる全ての人にこのnoteを読んで欲しいなと思っています。
そもそも資金調達とは
今回の資金調達を簡単に説明すると、短期間に急成長を目指す会社「スタートアップ企業」がそのスタートアップ企業に投資する「ベンチャーキャピタル(VC)」から、これからの成長可能性にかけて会社の株式と引き換えに投資を受けるという形になります。
つまり、REJECTはスタートアップ企業として、日本最大級のベンチャーキャピタルとしてこれまで投資先1,000社以上の上場を誇るジャフコ グループや、Yahoo!・LINE・ZOZOなどを有するZ HoldingsのベンチャーキャピタルであるZ Venture Capitalといったプロの投資家から成長可能性を評価いただき3.6億円を投資いただいた形になります。
会社の株式と引き換えに投資をいただいているので、既に私だけの会社ではなく、力強い株主の皆様を巻き込み期待と責任を背負った会社になります。
REJECTが目指しているもの
今回の資金調達に併せて、株式会社CYLOOKから株式会社REJECTに社名変更をしました。
設立直後はeスポーツのみで収益化できる業界でも無いし、知識も無く、ホームページ制作などWeb開発受託で得た収益をPUBG部門の選手たちに給与として支払っていたためにWeb開発会社っぽい社名で起業しましたが、
これからeスポーツ一本でやっていく決意を示すには良い機会だと思い社名もREJECTに統一させました。
REJECTは資産家が趣味で運営しているeスポーツ会社でもなければ、大企業が新規事業として立ち上げた子会社でもありません。
REJECTは独立系のeスポーツチームであり、日本発のゲーミングブランドとして急成長・上場を目指すスタートアップです。
世界に通用するeスポーツチームの運営を通して日本のeスポーツ業界を産業化するために、やれるアクションはどこよりも早く大きくやっていきます。
REJECTに関わる全ての人へ決意表明
5年で世界を代表するゲーミングブランドに絶対になる。
100 ThievesやTeam Liquidにも絶対に勝つ。
日本のeスポーツを牽引し産業化する。
誰もが働いてみたい憧れの会社になる。
誰もが加入を目指す世界の強豪チームになる。
REJECTの選手みんなが億万長者になる。
eスポーツセクターで初めての上場をする。
出来ないと思う人間には出来ないかもしれないが、
本気でやり遂げる覚悟がある我々は絶対に出来る。
日本最大級の賞金総額3億円のリーグで1位を取るチームになった。
参入タイトル全てで日本トップクラスの実績を誇る素晴らしい選手達に恵まれた。
多くの企業からスポンサーのオファーもいただけるようになった。
古豪チームにも大企業傘下のチームにも負けないチームに成長した。
創業2年半。22歳になってすぐの2021年3月末。
日本を代表するベンチャーキャピタルから3.6億円の資金調達を実施した。
最近は頻繁に上手くいっていて羨ましいなどと言われるが、僕はそんなことは一切思っていない。
少しばかり環境と運に恵まれていただけ。
急成長を続けるeスポーツ市場。
大企業から中小企業、僕たちのようなベンチャーまで無数の企業が参入してきます。
この中からナンバー1が生まれてくる。この5年が本当の勝負。
目まぐるしく日々変化・成長するeスポーツ市場で勝つための条件。
それは選手もスタッフも同じ。
『どこにも負けないスピードと最高のクオリティで勝負していく』
これまでの2年半の何倍ものスピードとクオリティで世界に勝負していく。
ただの遊びじゃない。立ち止まったり、ためらっている暇はない。
絶対に世界で1番になる。
失敗は、おそれない。
まだ成功と呼ばれる事例がない国内eスポーツの世界でリスクや世間体を怖がっていたら何も生まれない。
選手、ストリーマー、スタッフ、株主、スポンサー、サポーター。
5年後、REJECTに関わる全ての人と共に嬉し泣き出来るように。
日本のeスポーツの未来を信じ、世界一を本気で狙う志高い人と一緒に仕事をしたい。
REJECTが本物のプロフェッショナルeスポーツを提供します。
REJECTは次のフェーズへ
『NOT JUST A GAME -所詮ゲームなんて言わせない-』
のチームスローガンのもとに這い上がってきた僕たち。
2年前まで優勝賞金10万円だったのが今では億単位の賞金をかけて日々の練習に励んでいる。
日本を代表するアスリートと一緒にプレイしたり、地上波にも何度も取り上げてもらったり。だまだ全然だけれど、確実にeスポーツの認知は広がった。
僕たちの姿を見て、所詮ゲームだなんて笑う人も少なくなった。
スローガン『NOT JUST A GAME』は、僕たちの掲げる大きな目標には見合わなくなってきていることを感じています。
それは僕たちが成長した証。
昨年9月に発表したスローガン『NOT JUST A GAME』
今年も夏頃にはお披露目できたらいいなと思っています。
実はまだ『NOT JUST A GAME』の次となるフレーズは何も決まっていませんが、ジメサギさんに作っていただいたこのお気に入りの曲の歌詞に僕たちが次に目指すべきもののヒントが隠れているような気がします。
Not just a game, don't be the same
気持ちがlameじゃモノホンplayerになれねぇ
最後に
REJECTの選手たちへ
eスポーツ選手というまだ社会的に認めてくれる人が少ない立ち位置でありながら、実力主義で強さにこだわり続けるこのチームで、毎日何時間も投じて練習に励み、良い結果を残し続けるのは並大抵のことではないと思います。
僕がプレイヤー出身だったからこそよくわかる。
チームを信じて、日本のeスポーツの未来を信じて、本気で世界一を目指して頑張ってほしい。
REJECTの選手は強い。大丈夫。
でも僕たちはまだまだ、もっと強くなれる。
最高の環境と待遇を提供できるように、僕も頑張ります。
REJECTの従業員・チームスタッフへ
まだまだ小さかった会社・チームにリスクを取って参画してくれて本当に感謝しています。
これからもっとレベルの高い社員やコーチ、アナリストが続々と参画してくる予定です。そこで怯まずに積極的に何事も挑戦していただければと思っています。
失敗を恐れずに何事も早く大きく動くことを心がけていけば、会社・チームの成長が皆さんの成長とリンクするようになるはずです。
これからは個の活躍よりも組織としての活躍が求められるフェーズです。
互いにリスペクトできる、REJECTの選手たちに負けないチームワークでこれからも徹底的に選手をサポートしていきましょう。
そしてこのnoteを最後まで読んでくれたREJECTに興味のあるあなたへ。
REJECTは急成長するeスポーツ市場の中心でこれからもグングン成長していきます。
エンタメ産業が壊滅的な被害を受ける今、次世代のエンタメとして大きな波となっている二度と無い良いタイミングだと思います。
少しでも転職を考えられている方、スタートアップが好きな方、ゲームが大好きな方、所属事務所に悩んでいる選手、ストリーマー、クリエイター、マネージャーの方、どんな方でも。
今が最高のタイミングだと思います。
我々はREJECTの一員として一緒に夢を追いかける仲間を探しています。
メッセージ待っています。
撮影に協力していただいた「eXeField Akiba」の皆さんありがとうございました!