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今、人材に必要とされていること

時代はどんどん変わっていきます。
3.11やコロナなど目まぐるしく世界が動き、その都度、人々の価値観が変わっていきます。

特別、今回のコロナ禍は変化の振れ幅が大きかったと思っています。
コロナが価値観にどう変化を起こしたのか、はもう少し経てばわかってきます。

今までより少しでも家族や子どもに使える時間が増えること、プライベートの時間を積極的に取っていく姿勢が発展すればいいな、と思います。

今回はもうちょっと前からの社会的価値観の変化をおさらいしておきましょう!

知識がある人間が一番偉かった

Windows 95が発売され、当時40万もするパソコンを親父が買ってきたました。その頃はネットワークに繋ぐのも一苦労で接続時にガーピーガーピー鳴りながらネットに接続していました。驚くほど遅いのはご愛敬。

高校生の自分は新しいゲーム機を手に入れたとばかり、毎日ローラーコースタータイクーンをやって時間を潰していきました。そういえば、ジョブスが勤めていたアタリ社製でしたね。

人類がネットに繋がりだして約四半世紀、今、人類が持っているほぼすべての情報がその場で、すぐに手に入るようになりました。

俗に言う”暗記”にはそれほど価値が無くなってきています。

反対に必要となってきているのは
”どこに目当ての情報があるのか探す”
”探した情報で思考を組み立てる”
スキルです。

知識があるだけの人がもてはやされるのは、クイズ番組だけです。

仕事では情報を探し、独自の思考を組み立てられる人間が必要となっています。

残業するやつが昇進した

昔、リゲインのCMで「24時間はたらけますか♪」という歌が流行りました。

その時日本はバブル真っ盛り!
どれだけ寝ないで働けるか、がステータスになっていたのでしょう(知らんけどw)

今もそんな風潮が残っているのか、
「上司が帰らないと帰れない」
「残業してないと評価が低くなる」
挙げ句の果てには
「残業しないと給料が少ない」
なんて言う人もいるとか。

今は”残業”=”できない人”
という公式がだんだん露わになってきています。
リモートワークが普及するともうあっという間にできない人認定されてしまいます。厳しい世の中になっていきます。

時間内で終わらせることが、生産性に直結します。一人一人のタイムマネージメント、タスク管理、仕事量のコントロールが求められています。

残業してもいい事ないので、時間内にしっかりと成果を出しましょう!

失敗するとキャリアを断たれた

米倉 涼子さんが出演していたドクターXの決め台詞「私、失敗しないんで」が流行りました。

失敗を極度に嫌がるのが日本ですが、昔は失敗するとキャリアに傷がつく、昇進できないなど言われていたようです。(ここも知りませんが)

失敗を怖がるようになると、新しい挑戦がしづらくなります。今の世の中は大なり小なりのイノベーションが必要ですから、チャレンジできないやつは評価が下がります。

医療では失敗できませんが(失敗したら亡くなっちゃいますから)ビジネスでは失敗することが重要になりました。ここら辺の変化は面白いですね。

仮定を考え、アクションし、失敗しても修正し、成果を出すまで、又は失敗を検証できるまであきらめない人材がますます求められます。

「私、失敗しませんから(失敗しても絶対にあきらめないので)」
がビジネスでは正解の形になっています。

時代にフィットした姿に自分を変えよう!

リンダ・グラットンのベストセラ「LIFE SHIFT - 100年時代の人生戦略」でも述べられていますが、2000年代に生まれた子供たちの50%までは100歳の平均寿命に達すると考えられています。
2018年の厚生労働省調査でも男性は81才、女性は87才の平均寿命です。

60才定年で第二の人生なんて考えはもう通じません。
第二の人生が40年もあったら退屈してしまいます(笑

40代、50代で一度キャリアを考え直し、学校やティーチングなどで新しい知識と経験を持って60代からの再始動をする、そんなワクワクするような時代が待っています。

新しい時代に合った姿に変わることを恐れずにリスクテイクしていきましょう!

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