仕事は楽しいですか
仕事の生産性を上げるには、重要な仕事にプライオリティをおいてやるのがいいとかよく言われます。
仕事を分類するときに、仕事の重要度だけでなく、その仕事をやりたいか、やってて楽しいかという事も考慮にいれるといいかなと思います。
自分の仕事を上図のように四象限に区分けするわけですね。
どうでしょうか。
多分、④の「重要でもないし、やりたい仕事でもない」というのは、さすがにないのではないでしょうか。もしあれば、すぐ上司に言ってやめるのがいいと思います。
③の「重要ではないけど、やりたい仕事」ってどうでしょうか。ここもあまり分類されなさそうです。やってて楽しいしい仕事は、そこそこ重要だと思っているのでしょう。
そうすると①と②が残ります。
「そうなんだ、①と②で②が圧倒的に多くて、やりたくない仕事が多いのが、仕事のストレスを増大させているのだ」と言う声が聞こえてきそうです。
果たして、これは真実でしょうか。
もう一度、見直してみましょう。私は、この③が曲者だと思います。やりたい仕事、楽しい仕事は果たして全て重要でしょうか。「楽な仕事」も入っていないでしょうかと問いたいです。
情報共有などの名目で会議に出て、何も発言しないってことはないでしょうか。他部署とかの打ち合わせや交渉に不必要な複数の人数で行ったりしていませんか。こういうのは、ストレスフリーな楽な仕事で、本人は重要度は高いと思っていますが、実際は低い場合が多いと思います。そして時間もかなり使ってしまっているケースが多いですよね。
②の「重要だけどやりたくない仕事」は、他部門とかとの交渉事とかストレスがかかる仕事や膨大な資料作りなどでしょうか。これは、なぜやりたくないかというと、私が思うに、それをやるスキルが不足しているので、失敗しやすかったり、時間が非常にかかったりするからだと思います。
なので、これを楽しい、やりたい仕事に変えるのは、スキルアップして、簡単にその仕事ができるようにすることなのだろうなと思います。
「そんな時間はありませーん」という声が聞こえてきそうです。
その時間を捻出するために、③の仕事をやめるのはどうでしょうか。不必要な会議は議事録だけ読めばいいし、他部門との打ち合わせは誰か一人がやればいいと思います。そしてその空いた時間で、自己啓発をして、スキルアップする、そしてやりたくない仕事を何回もやり(たとえば、他部門との交渉は一手に引き受けるとか)、その仕事を楽にこなせるようにすることです。
そうすると、やっている仕事が、全て①に収れんされてきます。
そして、最後は、「仕事がやりたいことばかりで楽しい」という「フロー」の状態になるのではないかと思います。
「仕事が楽しくない」という方は是非、ご一考ください。
=============================
リーダーのための本書きました。約30分で読めますので、是非ご一読ください。
====================================
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?