マガジンのカバー画像

happy esports

113
日本のeスポーツシーンをマーケティング視点で考察した記事のまとめ。 eスポーツを仕事や事業にしている/したいとき、マーケティングで活用したいとき、あるいは投資したいときにも役立ち… もっと読む
運営しているクリエイター

#コミュニティ

マガジン「happy esports」とは?

国内のeスポーツシーンについてマーケティング目線で考察している個人メディア、「happy esports」の運営をしている謎部えむです。この記事では初めて来てくださった方のために、弊誌の紹介をしています。 どういったコンセプトで運営しているのか。 どういう記事を掲載しているのか。 どんな読者がいるのか。 そうしたことをまとめました。どういう内容の記事があるのかも一覧しているので、記事を探すときに参考にしていただければと思います。 ここで紹介している以外の記事もありますの

地元愛は”強い”――いま大阪でコミュニティ大会をやる理由【oreRevo Bonanzaインタビュー】

もはや聞き飽きたかもしれないが、esportsシーンの根本を支えているのはコミュニティだ。一方で、どこのコミュニティも継続的な大会やイベントの開催に不安を抱えている。同好の士に楽しんでもらおうとしても、モチベーションの維持や多額の費用はいつも重くのしかかる。 esports事業に携わる多くの人が「コミュニティが大事」と言いつつ、現場に目が行き届いているわけではないし、実際に手を取り合っている例も多くない。その必要性や仕組みについては議論すべきとはいえ、僕自身が話に聞く限り、

コミュニティ大会同士の提携がよりよい運営や盛り上がりの鍵?

esportsを盛り上げ裾野を広げていく要となるのがコミュニティ大会だと言われるが、有志のプレイヤーがコミュニティを立ち上げ、大会を開催するのは一筋縄ではいかない。 これからやってみたい人にとっては言うまでもなく、すでにコミュニティ大会を主催している人にとっても課題は多いだろう。企画、費用、人手、告知、連絡、出演者アサイン、会場確保、設営、運営、生放送配信、動画制作などなど、クリアしないといけない項目は多岐にわたる。 そこで今回はこうした課題に対する解決策として、コミュニ

空前のesportsバブル! ここからリアルバトルロイヤルが始まる

毎日esports関連のニュースやプレスリリースが絶えない。あっちを見ればリーグや大会が発表され、こっちを見れば芸能事務所がチームを乱立。かと思えばesports実業団なるものが立ち上げられ、誰もが知る大企業がesportsに参入を表明している。 ウェブメディアは当然のこと、テレビ局やラジオ局だけでなく新聞社までもがesportsを連呼する。ああ、世はまさに空前のesportsバブルである! そんな中で、いったい誰がうまい汁を吸えるのか。今回はesportsバブルによって

なぜesportsにおいてコミュニティが重要なのか――企業とコミュニティの理想的な関係について

企業が何らかの形でesportsに関わるとき、コミュニティの存在が非常に大きな役割を果たすことはあまりにも自明だ。しかし、その価値やあり方は必ずしも言語化されていないので、試論としてまとめておく。 本稿はかなり抽象化したWhyの議論であり、コミュニティの作り方や運営方法などのHowについては詳述しない。 コミュニティの定義 コミュニティはとてつもなく多様な意味を取りうるが、本稿では「何らかの目的を共有し継続的に相互にまたは何かを介して交流している2人以上のユーザーの集ま