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#10 心肺系トレーニングの概念

皆様、こんにちは。NASMトレーナーの村木です。

今回はNASMにおける心肺系トレーニングになります。

心肺系フィットネスの概念は、フィットネス評価をし、柔軟性を行った後に、筋肉の不均衡を調整し、身体を上手く使えるようになりましたら、持続的に心臓が働く身体活動、酸素がしっかりと運搬される血管や血圧循環器を強化していくトレーニングです。

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ウォーミングアップの目的は、心拍数と呼吸数を増加させ、組織の温度を上昇させ、より高い強度のトレーニングへの準備をするものです。


ウォームアップの時間は5分~10分、低から中程度の強度のレベルで行うことです。しかしながらこれらの推奨事項は、お客様の目標と目的によって、時間を延長したり、短縮したり、あるいは病気や身体的限界と分かっていること、もしくは疑われることに基づき修正することができます。

また、座っている時間が長い方、エクササイズの経験が限られている人はワークアウトの半分以上をウォーミングアップに当てる必要があるかもしれません。少なくとも最初の方はそのようにする必要があると思います。

次にコンディショニングのフェーズですが、一般的にフィットネスクラブに通う方が行うフェーズはこちらのコンディショニングフェーズになります。1時間走る、水泳を行う、エアロビクスを行うといったところがこのフェーズになります。健康維持や、体重を現象させる、ストレス解消を目的としたフェーズになります。

クールダウンフェーズの全般的目標は、5分~10分の時間を行い、心拍数と呼吸数を減少させ、徐々に体温を下げ、筋肉を最善の長さ・張力関係に戻し、目まいや失神を起こす可能性がある下肢静脈の血液貯留(けつえきを溜めないこと)を防ぎ、元の状態に近いところまで修復することです

パーソナルトレーナー、フィットネストレーナーは、実施されている活動が適正で、安全かつ効果的であることを確認するために、ウォームアップとクールダウンの両方とも、新しく運動されるお客様に注意深く監視する必要があります。また、お客様がウォームアップとクールダウンの両方の重要性を理解することも大切です。

最後に心肺系フィットネストレーニングを行う事で得られる恩恵を載せてますが、このように多くあります。中には心肺機能のエクササイズを省いてしまう方もいますが、統合トレーニングとして、心肺機能トレーニングは必要となります。是非行うように促して下さい。

※こちらの記事はyoutubeでご紹介された内容を再構成したものです。

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