nasmjp

NASM (全米スポーツ医学アカデミー)はアリゾナに拠点を置くパーソナルトレーナーの教…

nasmjp

NASM (全米スポーツ医学アカデミー)はアリゾナに拠点を置くパーソナルトレーナーの教育団体です。

最近の記事

クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(3)

前回までの記事はこちら → クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(1) → クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(2) コミュニケーション能力の高い人々がコミュニケーションをとる際に適用するツールや戦略は多数あります。いくつか挙げてみましょう。   ★声のトーン  抑揚、大きさ、ピッチ、速度、リズム。たとえば、語尾を上げて喋ると、疑いや自信の欠如(つまり、質問)の印象を与えます。語尾を下げると、より自信や権威のある印象になります。   ★パーソナリティ

    • クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(2)

      前回の記事はこちら  トレーナーとして、次に挙げる5つの簡単なタスクを取り入れることは、最初の印象をポジティブにすることに非常に役立つでしょう。 ① オープン―心と体をオープンにする  最初から判断を下したり敵対したりすることは避けましょう。まずあなたの心を開いてください。あなたの情報を伝えたい気持ち、指導したいという欲求はもう少し先にとっておきましょう。文字通り自分の体(へそ、心臓)をクライアントに向けて、彼らについて知ることに対する真の関心を示します。 ② 目―相

      • クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(1)

        あなたはクライアントとのコミュニケーションに自信を持っていますか?効果的なコミュニケーションとは双方向のコミュニケーションであり、特に新しいクライアントとスムーズに信頼関係を築くためには、コミュニケーションスキルの訓練が必要です。ここで紹介するテクニックを参考にして、コミュニケーションスキルの強化を目指しましょう。    多くのパーソナルトレーナーは、既に運動の理論とプラグラムデザインに関する知識を習得しています。健康やフィットネスの情報を収集し、プランを計画し、プログラムを

        • NASM-GFS イントロダクションセミナー ゴルフの為の身体づくり

          NASM-GFSの内容を活用しながら、プロゴルファーを指導するプロ集団、 トータルゴルフフィットネスでのプログラミング事例を紹介していきます。 「これからGFSを取得しようと考えている方」、「GFSを取得して更にトレーナーとして知識を深めたい方」におススメの講座となっております。 こちらの講座は無料となります。 【講師プロフィール】 江澤 彬 東京都出身。 トータルゴルフフィットネス テクニカルマネージャー 東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業スポーツの世

        クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(3)

        • クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(2)

        • クライアントとのコミュニケーション能力を磨こう(1)

        • NASM-GFS イントロダクションセミナー ゴルフの為の身体づくり

          【NASM ワークショップのご案内】

          「姿勢と動作の評価から考える美脚の作り方」 シェイプアップの中でも最も難しいとされる美脚。骨格や筋肉の使い方、緩め方で脚の形は随分違ってきます。それぞれの特徴を捉え、ありがちな間違いエクササイズを考察し、現場で大成功のおススメエクササイズを提供します。是非プログラミングにお役立てください。 ※NASM-CPTを学習されていない方もご参加いただけます。 【講師プロフィール】 長谷山 留美  AFAA教育指導陣(現マスタートレーナー)として活動。グループ指導とともにパ

          【NASM ワークショップのご案内】

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介 菅原 賢】

          【タイトル】 「ゴルフプレイヤーにおける腰痛予防のコンディショニング」 【日時】 2月24日(木)20:30~21:30 座学&実技 講師:菅原賢 【経歴】 NASM-GFSゴルフフィットネススペシャリスト 2002年からJGTO・LPGA帯同トレーナーとして活動し、多くのプロゴルファーの賞金ランキング上位獲得をサポートする。その後、プロアマ問わず多くのゴルファーを育て、夢を叶える総合施設をつくりたいと思い、2007年、日本初となる会員制ゴルフ専門フィットネスクラブ「トー

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介 菅原 賢】

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介 大河内淳樹】

          タイトル】 「座骨を活用したトレーニング ストレッチをOPTモデルに合わせたプログラミング」 【日時】 2月24日(木)19:00~20:00 実技 講師:大河内 淳樹  【経歴】 株式会社Growing Efforts経営 フィットネスクラブ勤務10年、パーソナルジム勤務5年を経て、フリーパーソナルトレーナーとして独立。 【セミナー内容】 たた座るだけでのトレーニング、ストレッチを卒業しませんか? 座り方一つでトレーニング効果、ストレッチ効果は変わります。 いつものト

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介 大河内淳樹】

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介 岡本雄作】

          タイトル】 「動く前にやるべきセルフマッサージ」 【日時】 2月22日(火)20:00~21:00 座学 講師:岡本 雄作 HPI-YAO代表 【経歴】 4年制大学卒業 大阪社会体育専門学校ATコース専攻 THINKフィットネス ゴールドジム事業部(2007-2010) 医療法人展正会こみ整形外科(2010-2014) 大阪体育大学トレーニングセンター(2011-2012) High Performance Institute(2014-) 大阪テニス協会医科学委員(20

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介 岡本雄作】

          【OPTIMA JAPAN 2022講師紹介 吉岡優太】

          【OPTIMA JAPAN 2022 講師紹介】 【タイトル】 「呼吸における胸郭と肩関節のバイオメカニクス」 【日時】 2月21日(月)19:00~20:00 座学 講師:吉岡 優太 @yuta_heartsbridge 【経歴】 東海大学卒 パーソナルトレーニングスタジオ「Hearts Bridge」を 経営 フィットネスクラブにて、新店舗の立ち上げやチーフトレーナー、支配人を経験。 【取得資格】 NASM-CPT,PES, NSCA-CSCS, EBFA BT

          【OPTIMA JAPAN 2022講師紹介 吉岡優太】

          【OPTIMA JAPAN 2022 開催のお知らせ】

          アメリカでは、NASMの本部があるアリゾナにて年に1度、トレーナー、インストラクターの知識向上を目的としたイベント「OPTIMA」が開催されています。 NASMのみならず団体や企業の垣根を超え、講師が講義と実技を行います。 トレーナー、インストラクターの皆様の学びの場として、日本で様々な分野で活躍する講師陣にご登壇いただく予定となります。 是非、この年に1度の機会に私たちと一緒に知識を高めていきましょう!皆様のご参加をお待ちしております。 NASM-CPT更新ポイント

          【OPTIMA JAPAN 2022 開催のお知らせ】

          #28 慢性の健康障害と身体的又は機能的制限

          皆様、こんにちは、NASMトレーナーの村木です。 本日は、NASMにおける慢性の健康障害と身体的又は機能的制限の中から"糖尿病"の方へのエクササイズ考察なります。 糖尿病とは 、体が十分なインスリンを生成できない(1型)、体が生成するインスリンに正常に反応できない(2型)代謝の病気です。 エネルギーを持っているのに使えない病気と言えますが、特に注意が必要なのは、エクササイズ中の低血糖状態です。 <図1> これは資料の生理学的考察にも書いてある通りです。エクササイズ中

          #28 慢性の健康障害と身体的又は機能的制限

          #27レジスタンストレーニングの概念 レジスタンストレーニングシステム

          皆様、こんにちは。NASMトレーナーの村木です。 本日もNASMにおけるレジスタンストレーニングの概念について、レジスタンストレーニングシステムになります。 <図1> 非常に多数のトレーニング・システムがあり、様々な効果が期待できるわけですが、トレーニング・プログラムを基礎から作る上では非常に重要な考え方です。 現在、フィットネス業界で使われているトレーニング・システムで最も人気のあるものについては表の図(図1)を確認下さい。 その中で、 <スーパーセット法>を説明

          #27レジスタンストレーニングの概念 レジスタンストレーニングシステム

          クライアントのリカバリー効果を最大限に引き出す~NASM OPTモデル~④

          ◆低強度のエクササイズ(セッション間) チャン、ヒューム&マクスウェルらによる詳細なレビューでは、セッション間の低強度の運動は、痛みを軽減する最も効果的な方法であったと結論付けられました。 この低強度の運動は、既に痛みを感じている時に有益であることが重要です。上述のレビューでは、遅発性筋肉痛が誘発された後に1〜2日間、エクササイズに加えて全身運動を行う必要があると述べられています。 エクササイズ中の筋肉のリズミカルな収縮は、遅発性筋肉痛に関連する炎症性体液を循環させるた

          クライアントのリカバリー効果を最大限に引き出す~NASM OPTモデル~④

          クライアントのリカバリー効果を最大限に引き出す~NASM OPTモデル~③

          ◆スタティックストレッチ(エクササイズ直後) ストレッチは最適な筋肉の長さを復元し、筋肉の不均衡を防ぐために行われてきました。これは遅発性筋肉痛の予防または軽減する方法としてよく耳にしますが、この概念をサポートするための研究はほとんどありません。 しかし、他のリカバリー方法と組み合わせたストレッチが効果的であることは証明されています。カジェハ=ゴンザレジタルらは、スポーツの試合直後にマッサージとストレッチを組み合わせて行うと回復に効果的だと述べました。 しかし、トレーニ

          クライアントのリカバリー効果を最大限に引き出す~NASM OPTモデル~③

          #26 レジスタンストレーニングの概念 汎適応症候群②

          皆様、こんにちは、NASMトレーナーの村木です。 本日もNASMにおけるレジスタンストレーニングの概念についてです。汎適応症候群において、前回は警告反応ステージを説明いたしました。 今回は抵抗期、疲弊期についてとなります。 <図1> 抵抗ステージにおいては、身体はストレッサーに適応する機能的能力を増加させます。  ストレッサーはストレスを与える何らかの刺激を言いますが、ここでは筋肉に対してのストレスという考えになり、トレーニング・セッションを反復した後、人体の動きの

          #26 レジスタンストレーニングの概念 汎適応症候群②

          クライアントのリカバリー効果を最大限に引き出す~NASM OPTモデル~②

          ①パッシブ リカバリー テクニック(マッサージ、クライオウセラピー(凍結療法)、圧迫衣服、水中浸漬、電気刺激など)は、効果的なリカバリー方法として、多くのエビデンスを集めています。これらの方法にはライセンスまたは高価な機器が必要なため、この記事では割愛します。以下では②アクティブなリカバリー戦略にフォーカスします。 ◆リカバリーを測定する リカバリーの程度を測る尺度として研究で最も一般的なのは、運動のパフォーマンス(例えば、ストレングス、パワー、スピード)やワークアウト後

          クライアントのリカバリー効果を最大限に引き出す~NASM OPTモデル~②