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Mrエンフレンテの退団

Instagramにてリリースされましたので、
ブログでも触れさせていただきます。

エンフレンテ熊本フットサルクラブ立ち上げから現在に至るまで、
たくさんの選手が入団し、
退団していきました。
たくさんの人がかかわる中で、
エンフレンテ13年間すべての歴史を経験してきたのは、
多分私とこいつのみ。

だから少しブログにて触れさせてください。

エンフレンテ熊本23番『平野涼太』。

出会いは彼が高校1年の冬くらいかな。
それからというものの、
誰よりも時間を共にしてきました。

常に控えめな涼太(左)。。カーボ何しとるん。

パワーもスピードもなく、
キックが少しだけうまいこの選手は、
チームの中でも特別な輝きを放っていたわけではなく、
ただただチームの目的を淡々とこなしてきました。

昔から23番。淡々としてる顔でしょ。

フィジカル以外のことは、
繰り返し練習することを苦にしないその性格は、
当時フットサル選手としてスタートした彼の能力を、
ゆるやかに継続的に伸ばし続けました。
(ちなみに涼太と私のチャレンジの一つに、フィジカルなしで選手はどこまで通用するかというテーマもありました。)

高校3年時には、
チームの中での中心メンバーにはいたものの、
対戦相手やスカウトから声がかかることはなく、
ただひたすらチームのためにできることをやってきました。
(本人も特別注目を浴びたいわけでもなく。)

高校卒業後、
大学生でもエンフレンテで続けていくという意向から、
エンフレンテは社会人カテゴリーのチームを立ち上げました。

それからわんぱくな後輩たちを優しく受け止め続け、
プレースタイルも後輩がやりたいようにさせるために、
自分が周囲の選手に合わせプレーし、
チームとして最大限に力を発揮できることが何なのかを考え続け、
彼と関わった選手全員からの絶大なる信頼を得てきました。

大学卒業後は、
EFKに就職。
同期のノブと代表の俺を涼太が操り、
EFKは成長していきました。
仕事としてコーチもするようになり、
発信力も身についていったなあ。

いつも優しい涼太コーチ。
U18の試合でもいつも片腕(ブレイン)としてそばにいました。
見ての通り力強さは一切ございません。

選手、指導者、フットサル委員会、フットサルにかかわるほとんどのことを経験してきたこの男は、知らぬ間にエンフレンテにとってはいなくてはいけない存在になっていました。

Mさんにより作られたいたずら画像。
ノブと涼太のスタッフ2枚看板。
いつも試合には応援に来てもらっていました。

その涼太が、
いよいよ退団の決断をしました。

退団の理由は聞きました。
様々な要因から退団することになりましたが、
本当にその決断すらも涼太らしい。

自分を俯瞰でみて、
エンフレンテのことを考え、
その決断が自分にとってもエンフレンテにとっても、
必要なものと考えての退団。

私はもちろん、
説得する気満々でしたが、
さすが涼太、手を打ってきた。
選手数名で管理するチームインスタにおいて、
退団発表をしちゃった。。。

おいおい、
鶴さん対策完璧にしてきたな。

ということで、
すでに涼太ロスになっている私ですが、
13年間のエンフレンテとともに歩んでくれたこの選手に最大限の
感謝と敬意を表したいと思います。

涼太がエンフレンテの公式戦で最後になるのが
来週末に行われる全日本選手権九州大会。
涼太は楽しい大会にしたいといっていました。

全力でそうしよう。
エンフレンテは絶対にぶれてはいけないのは、
楽しむチームであること。

最後までマインドを教えてくれてありがとう。

記事を読んでいただいた皆様、
涼太のエンフレンテ最後の雄姿をぜひ見に来てくれたらうれしいです!
宮崎ですけど、
涼太の最後の試合と思うと、
全然遠くないっす。


どの試合も簡単に絶対勝ちますなんて言えない試合。
いつラストマッチになるかわからないです。
ただ、
1試合1試合をすべて涼太とともに楽しみつくして戦います。

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