現世を揺蕩う躁鬱腐女子キモ・オタクブログ

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最近の記事

オールド・ブルー

えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。 ここ数日、毎日憂鬱だ。横たわって何もできない時間が多い。 理由はなんとなくわかっている。けれど言語化するのは、怖い。向き合わないといけないような、避けていたものとむりやり向き合わされるような感じがするから。そもそも言語化自体上手くできないかもしれないけれど。書き記して楽になるといいと祈って、書き留める。 選ばれたい人に選ばれたいという気持ち。好きな人に愛されたい気持ち。自分にとって特別な人の「特別」にしてほしいという

    • 都会では冬の匂いも正しくない

      17歳というのは実に奇妙で気持ちの悪い年齢である。 3年前は14歳のガキもいいところという歳なのに、3年経てば成人である。私は絶望した。まだ死にたくはない。コロナが私に与えた人生のモラトリアムは私の人生に考える時間という余暇を与えた。与えてしまった。 真実に気づく瞬間というのは恐ろしい。そして大抵の場合、まさか恐ろしいものとは思えない貌をして。 高2の後半から何故だか学校へ行くことができなくなり、だんだんと学校へ行くふりをして家で寝るという最低な生活が日常になった。ああ

      • 後悔と懺悔

        誰にも言えない過去が、私の首を真綿で絞め続ける夜がある。 私は十数年生きてきた中で何度も罪を犯していると、思う。 それはなにも法に触れるような人殺しとか盗みとかではなくて、けれど同時に私は自分自身の愚かさ、浅はかさ、浅慮さから相手の、そして最後には自分の尊厳を何度も何度も台無しにしてしまった気がする。 この前、すごく尊敬していて、大切で、憧れで、大好きだった人からの信用を私は裏切ってしまった。 詳しくは割愛するが、なんであんなことしてしまったんだろうと思う。 バカだ

        • 9代目青学の卒業-私のオタクとしての「死」

          5月20日(日)、17:00開演、夜公演。 Dream Live 2018、大千秋楽。 9代目青学が卒業した。 私は青9のうちの一人を昨年のドリライから応援していて、今回の卒業公演を不思議な気持ちで見守っていた。 「卒業」ということ、「最後」ということ。 言葉の意味は理解できるが、実感が湧かない。そのまま公演は始まっていた。 話は遡るが、私は2nd四天宝寺が好きだった。たくさん通えるようなオタクではなかったが、四天を見るたびに楽しくて幸せな気持ちになったし、ずっと

        オールド・ブルー