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vol.35 ゜゜∞± 梨茄子より 令和4年がもうすぐ終わる ±∞゜゜

梨茄子が不定期で発行しているメルマガのアーカイブです。
お送りしたものをほぼそのまま載せています。

2022年12月30日12時45分発行
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 こんばんは。梨茄子のたちくらです。いよいよ本当に寒くなって、暑いなんて文字はとおい記憶になって、でもこれだけ寒いともうあったかくなるだけだろう?みたいな淡い期待を抱きつつそれも嘘だとわかってる年の瀬です。なんで年の切り替え今なんだ、寒さの底か、いっそ春夏のほうがよくない?よくない??

◇◆2022年をふりかえる◆◇

 えーー-なんかわざわざ振り返りたくもないのですけどーーー、年の瀬っぽいメルマガを送りたいという一念で振り返る、たちくらの2022年の楽しいとこだけピックアップ(このへんに誰に頼まれてるんだか感が満ちていますね)!

遠出

ポーランドが断トツで最遠でした。飛行時間数えるのやめるくらい長いフライトを経て、見たことない形状にむくんだふくらはぎを異物のように眺めたポーランド1日目。地球の大きさを確認できてよかったです。

美味しかったもの

極寒の砂浜ののちの浜鶏ラーメン&親子丼、カゲヤマさんがUberで頼んだ台湾料理屋のキャベツ炒め、有楽町の老舗喫茶STONEのシナモントースト、近所のうどん屋さんの日本酒。

よき音楽

羊文学(ひどくミーハーにアニメ平家物語から入ってえんえん聞いてる)、青葉市子(よさを受け入れられるようになってきた)、カネコアヤノ(同じく)、「クリスマスキャロルの頃には」(ワム!と比較したときの大人さに感じ入るものがあります) 

買い物

パジャマ(長らく部屋着というか稽古着というかみたいな服で寝てたんですが、寝る専用の服というのを着て寝てみたら思いのほかいいものでした)。アイマスク(明るいと寝れないたちなのですが目を塞げばいいのかっていう身も蓋もない発見)。睡眠への偏りがあからさま。

2023年にやりたいこと

も言うといいことありそうなので言う

スパイスやハーブが
死ぬほど入った料理を作りたい。そんでもって新世界に行きたい。

銭湯に通う
all me need is 広い風呂!

猫カフェデビュー
疲労困憊の先輩が猫カフェへゆき見違える血色になって帰ってきた、遠くの温泉より近くのデレ猫という知見というか課金の覚悟。

石牟礼道子さんの
本を読みたい。気力の体力的自信がなくてのばしのばしている。

おぼろ豆腐なメンタルで
生き延びる小手先の知恵と技術を得たい。悟りはもういい。

2023年とはいわずいつかやりたいこと

もついでに言う

でっかい猫
と、でっかい猫が快適に暮らせるおうちに住む。わんこでも可。もちろん可。

カリカリの鳥皮に鬼おろしとポン酢をかけたもの

◇◆ちかぢかの梨茄子◆◇

《辻村優子 出演》
ドナルカ・パッカーン『オッペケペ』
なんと大晦日まで上演してます。2022年の観劇納めにぜひ。

《たちくら ゲスト召喚》
2023年1月29日「乗る場の日」 ゲスト:端田新菜さん
いろんな場面でたよってるニーナせんぱいを乗る場に呼びつけました。演技のこと、育児のこと、介護のこと、そういうのに触れられなそうな人生のこと、いろいろ聞くつもり。

《下駄 出演》
Dr. Holiday Laboratory『脱獄計画(仮)』
下駄くんと、出演の朝日くんと演出の伊等さんは同い年、同い年の界隈の人が少ないたちくらとしてはとてもうらやましい。

《定例》
乗る場レポート そのうちアップされる今月分はまったりイベント「言葉に乗る会」レポ。ただただ楽しいやつ。
LINEスタンプ「すなおなたべもの」 クリスマスと正月というスタンプの収穫期を逃してもう何を狙えばいいのやら。

◇◆下駄くんからなにごとか◆◇

今年は入りは良かったものの、後半に入って失速した一年でした。
来年は頑張りたいですね。

今年良かったコンテンツを僕も紹介します。

■『A子さんの恋人』(漫画)

神保町の古本屋で全巻セットで売っており、なんとなく買った漫画。これまでの生涯ベスト漫画は『聲の形』なのですが、そこに食い込んでくる面白さでした。

美大出身で漫画家をしているA子さんには恋人が2人いる。1人は大学時代から付き合っていたA太郎。ツラが良くて人気者のA太郎くんとは、ニューヨークへ留学に行く時に別れを切り出そうとしたものの、うまく別れられず。もう1人はニューヨークで付き合ったAくん。翻訳家でちょっと嫌味なAくんともニューヨークから1年間帰郷するタイミングで別れを切り出そうとしたものの、うまく別れられず。どっちを選ぶのか、阿佐ヶ谷の町で美大時代の友達のK子とU子と遊びつつ、悩ましい1年を過ごす……。

という感じの話。少女漫画の物語形式ながら、「才能とどのように向き合うのか」というテーマも、重要な筋としてあって、とても良くできた漫画です。この漫画を読んで、「ああ、僕は“狭いコミュニティで悶々と葛藤しながら、徐々に成長していく話”が好きなんだな」と再認識しました。

■『美味しんぼ』(映画)

美味しんぼが無茶苦茶好きで、最近は毎月こち亀と美味しんぼを5巻づつ買い進めるのを何よりの楽しみとしているのですが、これはそんな大好きな美味しんぼの実写映画。ドラマは唐沢寿明とか、最近はTOKIOの松岡とか何回か実写化されていますが、これは一番初めの実写化で、山岡を佐藤浩市が、海原雄山を三國連太郎が演じています。

ご存知の方も多いと思いますが、佐藤と三國は実の親子で、確執も噂される中、初めての共演だったそう。その微妙な関係が2人の表情に表れていて、佐藤浩市が三國とのシーンの後で、なんかポカーンみたいな顔してるんすよ。なにそれみたいな顔なんですが、確かに仲の悪い父親と仲の悪い親子の役演じたらそうもなるのかなと、不思議な説得力を感じさせる表情でした。

中身としては原作の設定だけ借りた別物映画なので、原作ファンからは評判の悪い本作ですが、個人的には楽しく見て、あん肝食わせる食通の役割を果たすだけのキャラクダー性の強い演技とか、後半の樹木希林とか、後半の樹木希林とか!原作知らなくても楽しめるので、ぜひ見てみてください。インターネットで色々アレしたら見れます。

以上、今年のおすすめコンテンツでした。

さよなら、さよなら、さよなら。

◇◆たちくらのお返事◆◇

 「さよなら、さよなら、さよなら」てなに?オフコース?てきいたら日曜洋画劇場のおじいちゃんだそうです、そっちか。「A子さんの恋人」は「電車かもしれない」の近藤聡乃さん作です、読む前から激推しです。美味しんぼはまだわからない。

令和4年もあと36時間くらいらしいです。みなさんが楽しく過ごせますように。来年も、楽しく過ごせますように。よいお年をお迎えください☆

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