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自分に厳しいばかりでは良い結果は出せない

みなさんは、自分に厳しいタイプですか?優しいタイプですか?

僕はどっちかというと厳しいタイプです。

例えばドラムでも、今まではできなかったフレーズができるようになっても素直に喜べません。
なぜなら
「これくらいできなきゃダメだ」
「自分が目指すのはもっと先なんだから、このくらいで喜んじゃダメだ」
「自分よりももっとできる人がいるんだから、もっと上達しないと」etc…
と思ってしまうからです。

思っちゃうんですけどね、ちょっと前にこの思考パターンはヤメるようにしました。

だって、自分に厳しくしてきたけど、良い結果が出たことないんですもの。


できるようになった事実を喜ばない・認めないことで、自己肯定感や自己効力感(自分自身への信頼感や有能感)は下がっていく一方でした。

自己有力感が低いと、上手くいくものも上手くいきませんし、目の前にあるチャンスを掴めません。

なにより、「コレができたところでレベルアップにはつながらない」なんて本末転倒な考えになり、チャレンジしなくなって、結果、能力が上がらないのです。

だから今は、小さなことでも達成できたり、何かが出来るようになったりしたら素直に喜んでます。

そうするとですね、あら不思議。心に余裕ができるんです。

今まで嬉しくなかったのが嬉しいと思えるようになって、良い気分でいられる瞬間が多くなったんです。


もちろん、自分に甘いばっかりではこれまた向上心を失ってしまいかねませんからダメでしょう。厳しく見たほうがいい場面だってあります。

厳しい・優しい、両方の視点を持つと、
ひとつ上のことに挑戦→できたら喜ぶ→次のステップに挑戦…
と、成長のサイクルに入れます。

大事なのは「今は喜ぶべき時だ」と「厳しめに見ておこう」の使い分けです。


自分に厳しくしているけど、なかなか先に進まない。良い結果に結びつかない。

こんな状態になっている人は、厳しくすることが自分に合っていないのかもしれません。
だったら思い切って今自分ができることに目を向けて、それをしっかりと認めてみてはどうでしょう。
そして出来るようになったなら、それを素直に喜ぶようにしてみてはどうでしょうか。


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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP (非同期のオンライン動画レッスンもやってます)

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