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どうしてもできないことは一旦脇に置いといてOK。

ドラムにも色んなフレーズがありますが得意意不得意は人それぞれです。

あるものがスッとできたかと思えば、
あるものはどうも精度が上がらない、
なんてことは、誰にも至って普通に起こることです。

ここで大事なのが、
「どうやってもできないのなら、一旦脇に置いて別のことをやる」です。

もちろん、ちょっとやってみてダメだったから諦めるようでは何もできるようになりませんので問題外です。

「これ以上やりたくないな〜、もうシンドいな〜」というところまで来たら、そこからあと一歩だけ頑張ってみてください。

そこまでやってできなかったら、一旦その練習項目は中断します。


なぜ中断するかというと、できないことを無理にやり続けるとメンタルに支障をきたすからです。

どう頑張っても一向に糸口が掴めなかったり前進している実感がないと、とても嫌な気持ちになります。

何事もそうですが、嫌な気持ちのままやって良い結果に結びつくことってあるでしょうか。

楽器の場合は技術を身に付けて実戦に活かすことが大事ですが、
イヤイヤ身に付けたものなんてアウトプットできません。

身に付けられたならまだしも、精神の限界を超えてまで取り組めば、ドラム自体へのモチベーションも低下して、
ヘタすれば「自分はドラムに向いていない」なんて自己否定が始まってドラム自体から離れるキッカケにもなりかねません。

ですから、できないことにブチ当たったら、乗り越える努力はしつつも戦術的撤退も選択肢として持っておいてください。


そして優先すべきはメンタルの回復です。

得なことや好きな曲を叩いて、ドラムを楽しむも良いですし、
音楽以外にも好きなことがあればそっちをやるのも良いでしょう。

そのためには、できないことは一旦脇に置いておく必要があります。
そしてメンタルが戻った時にまた取り組めばよいのです。

だって、楽器でいちばん大事なのは「続けること」ですからね。


僕はそうやって上手く逃げてきました。
だから25年もドラムを続けてこれたんだと思います。
もちろん心が折れたこともあるから上手に逃げることを覚えた、っていうのもありますけども。


くれぐれも精神的に自分を必要以上に追い込むことのないようにしてほしいなと思います。


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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP (非同期レッスンもやってます)

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