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理想のドラムセットを妄想すると、ひたすら楽しい。

ドラマーは自分のドラムセットを持つことがなかなかできないパートです。

ギターやベースの人は、竿がなければ始まりませんから、まず自分の楽器を買うところからスタートします。

しかしドラムはそうはいきません。

ほとんどの人は家で叩けない。
置いておくことも容易でない。
持ち運ぶには車がいるし、搬入出の労力も大きい。

などなど、所持するだけでもハードルが高いですし、使おうとすると、他のパートよりも圧倒的にエネルギーが必要になります。


でも、というかだからこそというか、ドラマーにとって自分の理想のドラムセットを持つのは悲願なのです。

悲願ですから、どのメーカーで、タム・フロア・バスドラの数はいくつでサイズはどういう組み合わせで…といった
「どんなドラムセットを持つか」
の妄想をするのです。カタログやウェブサイトを見ながら。


これがですね、なかなかに楽しい。

僕の場合だと、まずメーカーはTAMAです。

2018年くらいにstar classic mapleを叩いたんですが、自分の頭の中で鳴っていた音が出たんです。
もうそれ以来、ドラムセットを持つならTAMAと決めています。

タイコ類の組み合わせは、
バスドラは20×18が1個
タムは10,12
フロアが14,16
の、1バス2タム2フロアです。

このセットが手に入ったら、一日中叩いてると思います。

で、それぞれの型番と値段を書いて総額を計算してみたり、
違うセットパターンで考えてみたり、
色の候補をあげてカラーサンプルを見比べてみたり。

10代20代の頃はひたすらカタログを眺めて妄想してました。

穴が空くくらい見る、なんて言われますが、
本当に視線で穴を開けることができるなら、間違いなく開いてます。


すでに僕は一台ドラムセットを持っていて(SONORのFORCE3007)、それはそれで大事にしてますよ。最近は使えてないけど。

でも、ギタリストやベーシストが竿を何本も持ちたくなるように、
ドラマーも1台持って終わりにはならないので、未だに妄想して楽しくなっております。


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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP (非同期のオンライン動画レッスンもやってます)

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