キメが覚えられないのは、決して加齢のせいではない。

最近、とある課題曲の練習に取り組んでおります。

構成もわかりやすく、ドラムの演奏内容はもともと打ち込みなので、特に難しいところはありませんが、
AメロBメロサビに毎回キメが入ってくるのがポイントになっている曲です。

とはいえ、そのキメのリズムは3種類で、パターンとしては8分のウラなので難しくはありません。
ただ、どうしても「どのパートにどのキメが来るのか」が分からなくなってしまうんです。

しかも、Aメロは忘れずにキメられたとしても、それに油断してBメロを間違える始末。

技術的に覚えられないのではなく、キメがある場所を覚えられない状態です。

20代の頃はそんなことあったか?いや30代前半でもキメの位置が分からなくなるなんてなかったぞ…

もうね、今年40歳になる身ですから、加齢による物覚えの悪さなのかと疑ってしまうのですよ。

でも年齢のせいにはしたくない。
いや、事実、年齢のせいだったとしても、物覚え力の低下を年齢のせいにしたくない。
年齢でどうこう言いたくない。

だから、年齢以外の原因が何なのか、よく考えました。

そして覚えられない理由が分かりました。

単純に、その曲があまり好きではないことに。
課題曲にしといてなんですが。


あんまり好きじゃないなら、やめちゃえばいいじゃんってハナシですが、乗りかかった船なので最後までやります。こういうところが真面目ね、ワタシ。

で、キメの位置を忘れない対策としては「紙に書く」です。

Aメロはこのキメ
Bメロはこのキメ
サビはこのキメ

こうやって書いた紙を、練習中に見える場所に置いておきました。

多分、書き出したことで脳内が整理されたということもあるんでしょう。

紙に書いて貼る、これだけでキメ忘れミスが減りました。


あとは繰り返して、紙を見なくてもできるようになればバッチリです。

反復練習するだけが覚える手段ではない、ということですね。


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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP

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