見出し画像

都会のガーデン「オフィシナデルカフェ」

淀屋橋のオフィス街のビル下にある英国喫茶「オフィシナデルカフェ」に行った。

カフェへと続く階段の側には、「淀屋橋のロンドン」と書かれたキャッチ―な看板が。

階段を降りると、そこはまるで都会に突然現れたガーデンで、右手に洋菓子屋、左手に喫茶店、奥手に英国パブの店が立ち並んでいた。

「淀屋橋にロンドンがあった…!」

ものの数秒前の疑いの心は何処へやら、そんな言葉を口に出してしまっていた。

どこを切り取っても絵になる


ドアを開けると、感じの良い店員さんが窓際の席に案内してくれた。
店内は広々としたガラス張りで、例えるならば、魔女の宅急便に出てきそうな雰囲気が漂っていた。小花柄のカーテン、木製の家具、温もりのあるランプなど、どこを見渡しても凝った内装で、椅子に座れば気分はすっかり英国婦人に。

店内には私のほか、女性が一人窓際でサンドイッチを優雅に食べていた。
その日は雨が降っていたため、ガラスについた水滴が外灯に照らされてより一層赴き深いワンシーンのように見えた。

宝石みたいなケーキに舌鼓

ショーケースに入ったラズベリーのケーキに一目惚れし、真っ先に決定。

ドリンクは何にしようかとメニュー表を見ると、種類の多さにびっくり!
紅茶だけでも20種類以上はあるのではないかと思うくらいで、悩みに悩んだ末先ほどのケーキに合う紅茶をなんとか選び注文した。
複雑だったので、名前を忘れてしまった。

赤いティーポットと一緒に可愛らしいティーストレーナーも運ばれてきて、時間を忘れて美味しいスイーツを堪能した。

入店した時間が夜19時だったこともあり、早々にラストオーダーの時間になってしまったが、「今度は早い時間帯に来よう」となったので逆によかったかもしれない。

仕事終わり、ほっと一息つける空間がこんなオフィスビル内にあるなんて、これはリピート間違いなしだと確信した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?