フォロワーほぼゼロの字書きがいきなりJ庭に出てみたレポ
自己紹介
・BLが生きる糧なのでほぼ毎日何かしらのBLを読んでいて、商業BLは年間400冊程度買ってる人。
・創作BLはほとんど書いたことがなかった。二次創作はちょこちょこ書いていた。
・J庭はここ数年一般参加で結構遊びに行ってた。一番好きなイベント。
以上!
参加を決めるまで
まずイベントに出よう!と思ったのはいつだっけ?と、今回隣接した友人・ネコチャンことヤマネコ666とのLINEを見返したらちょうど1年前くらいに話していました。
居酒屋で飲むたびに妄想BL話に花を咲かせて、いつかイベントに出ようね〜なんてずっと話していた我々。
でも私はまだちゃんと創作BLを書いたことがなかったのでまだ時期尚早かなと思っていました。しかし同時に、創作BLを書きたいなぁという気持ちもずっとありました。なぜなら創作BLが大好きだったので。
その頃ネコチャンはもう創作BLを描き始めていたのですが、その様子がまためちゃくちゃ楽しそうだったので私も近いうちに書こ〜!!とやる気だけはありました…。
余談ですがネコチャンとは10年来の友人で、仲良くなったのは中学生の頃。当時からBLの妄想をひたすらリレー小説のようにメールで送り合っていました。なんと我々、10年以上経ってもほぼ同じことをしている。
出るぞッッッと決めたときは口頭だったのでログは残ってなかったのですが、恐らく春頃だったかな?
個人的な決め手はズバリ、特設ジャンル:執着愛!
昔から幼馴染と執着愛をこよなく愛している人間として、これ以上の初参加タイミングはないな!?と思い参加を決めました。
そして元々は「出るなら年の差かな?」と言っていたネコチャンを無理やり引き込みました。本当にありがとう。
(ちなみに当日、次回特設ジャンルが幼馴染と知り大興奮し、ネコチャンに「今日イチのテンションじゃん」と引かれました。その話も後ほど)
事前準備
事前準備…というか原稿の話ですね。
執着といえばやっぱ兄弟でしょ!という謎の方程式のもと、設定を決めていきました。
弟を天使だと言って溺愛する兄(攻)が書きたかったので、そういう雰囲気。ちなみに最初は兄を反社設定にする予定だったのでそれっぽいコーディネートにしてました。
原稿は7月頃から始めたのですが、ちょうどフォロワー(ネコチャンとは別の友人)が別のイベントに出るということで一緒に原稿合宿に行きました。
原稿合宿プランがあるお宿です。
フォロワーが目標宣言オプション(昼間にスタッフさんへ目標を伝えて、達成できたら夜ご飯時に飲み物などサービスしてもらえる)を付けていたのですが、目標達成で貰ったオレンジジュースがめっっっちゃ美味しかった…。さすが伊豆近辺。
山の中にあるのですが、早朝は蝉の声はまだ静かでずっとウグイスが鳴いていました。フォロワーが寝てる横でそれを聴きながらぼーっとしてました。あの穏やかな朝が忘れられないので、また行きたいです!
(7月後半〜8月は仕事がアホほど忙しくて、残業で泣きそうになりながらも空き時間で原稿頑張りました)
あと内容の相談とか全くしていなかったのに私は実兄弟、ネコチャンは甥叔父でどっちも近親もの書いてるの笑いました。性癖に信頼が置ける友人がいて幸せです。
(でも二次創作は絶対逆カプになる)(なんで?)
当日
9/23、J.GARDEN56開催!
実は一回通常締切で入稿した後、とんでもない誤字を見つけてしまい刷り直したので自宅から持って行く羽目になりました。
少部数とはいえA5で186pある本を運ぶのは、重い!!開始前から悲鳴を上げそうな肩を叱咤激励しつつ会場へ。
ビッグサイト前でネコチャンと合流、まずハグ。お互い泣きそうになりながら原稿してたので、健闘を称えました。(早い)
あとかなり涼しくてびっくりしました。蒸し暑さを警戒して普通にノースリーブで行っちゃった。
そしてなんやかんや無事にスペースへ。
特設ジャンル用の専用POPが各スペースに用意されていてニッコリしました。執着愛を掲げるために参加しましたからね…。
お隣さんはめちゃめちゃお優しそうな方々で、こっそり安心してました。ちょこっとお話させていただいたりして…。でも、そんなすごく優しくて穏やかそうな方々だけど机の上に並んでいるのはガッツリ肌色のエッチBL…(最高〜〜!!)
そして布やらお品書きやらを用意して、準備万端でイベント開始を待ちました。
ここでタイトルに戻ります。一つ留意しなければならないのは、私がフォロワーほぼゼロアカウントしかない創作BL字書きだということです。
ゼロじゃないんかい、と思うかもしれませんが、それはネコチャンがフォローしてくれているからですね。ありがとう。
(ちなみにpixivは一作だけ上げたことがあるので少しフォロワーがいました)
で、まあそんなアカウントなので正直1冊も売れないだろうな〜と思っていました。ほぼ記念参加で、誰か来るのかという検証的な認識です。
二次創作で数人しか書き手がいない、pixivのいいね数は10いけば良いほうな僻地ジャンルにいたからこそ持てるマインドかもしれません。
(でもせっかく書いたしなと、本文は先にpixivへ公開したりしてました)
開始前にネコチャンと新刊を交換したところでほぼノルマクリアという感じでしたが、それでも誰か来てくれたら嬉しいな〜とドキドキでした。
そしていよいよ一般参加の入場時間!
私は創作BLが大好きなので(何回目?)開始直後はお買い物に行かせてもらいました。そして大好きな先生方の御本を無事にゲットできてホクホク。早めに動けるのもサークル参加の良いところだなぁと思いました。あと椅子があるところ。
(ちなみに商業作家さんのところにも行こうと思いましたが本当に開始直後から長蛇の列で、一般参加なら並ぶのですが今回は諦めました…。通販が本当に有難い…)
自分のスペースに戻ってまったりしていたところで、
なんと初めて購入してくださる方が!
その後立て続けに数人の方に購入していただきまして、1冊も売れないだろうと思っていた私は結構驚きました。ネコチャンと売れるたびに嬉しいね〜と言い合ってました。平和。
結局、持ち込んだ数の8割くらい捌けました。
お手に取ってくださった方、本当にありがとうございました!
通りすがりで購入してくださった方も多そうだったのですが、これがJ庭の醍醐味だよな〜!とニコニコしました。
二次創作のイベントだとどうしても(私の場合は)原作を知らないと手を出せないし、そもそも好きなジャンルの島以外あまり行かないです。
でも創作BLは大体原作がそこにあるので、手に取るハードルが低い!
私も以前、J庭当日にパンフを見て気になった人の作品を買い、そのままファンになることもありました。
ぜ〜んぶオリジナルBLだからこその出会いやすさがあると思います。隅々のスペースまで楽しめるからこそ、J庭が大好きなんですよね!大感謝!
高校生くらいからずっと追っている大好きな先生にも差し入れをお渡ししたりできたので、大満足なイベントでした。
ちなみに次回の特設ジャンルは幼馴染・共同生活とのこと。
ネコチャンは次回のイベントで今回出した甥叔父の続きを描くので「年の差」で出ると言っていて、また隣接するために私も合わせて年の差書くよ〜とか返していたのですが。
幼馴染と聞いた瞬間「ヘェッ!?」と声を上げ、一瞬で「ゴメン!幼馴染で出る」と裏切り宣言をしてしまいました。
ここから自分も幼馴染本を出すと決断をしてくれるネコチャン優しすぎる。
でも幼馴染島に入りたいんです。幼馴染本に囲まれたいんです…。
ということで次回も絶対出ます!幼馴染で新刊出します。楽しみ〜!!
このままのんびり活動してたらまたフォロワーほぼゼロで出ることになりそうですが…それもまたよし。
J庭はフォロワーほぼゼロでも意外と手に取ってもらえるし、賑やかな空気を浴びているだけでも楽しいので、もし迷ってる方がいたらサークル参加してみるのを胸張ってオススメします!
一回出たから言えること!
ちなみに今回出した本は本編を全文公開しています。もしご興味ありましたら、ぜひ読んでいただけると嬉しいです!※18歳以上のみ!
(本には番外編を追加していました)
読んでくれたネコチャンが早速感想をくれました。
嬉しい!
めちゃくちゃ嬉しい!
いや褒めすぎ!?!?!?
あまりにも過言で笑いました。でも本当にありがとう…。
そんなネコチャンの素敵な甥叔父本も上巻の通販・DL版がありますのでぜひ!
アフターは2人で前に行ったとき日本酒が美味しくてべろべろになったお店にまた行きました。日本酒もご飯も本当に美味しくて幸せでした。
次回出したいネタを語り合ったりオススメ小説聞いたりしました。
次回参加も今からとっても楽しみです〜!
帰り際の最後の最後、本当に気持ち悪いテンションでネコチャンに水辺の夜(最高韓国BL)を布教したのですが、かなり好感触で嬉しかったです。
水辺の夜は本当にオススメ!!!
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