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やりたいこと全部やる八重山一人旅〜3日目①波照間空港、古井戸、風力発電、最南端のカフェ!


ナサニエルですm(_ _)m
2022年5月、沖縄県の八重山諸島に一人旅に出かけました。
人生で3度目の一人旅、その中でどんなことがあったのか。
旅の備忘録を書き残すことにします。

それでは7日間の3日目、どうぞ♪(´ω`)


起こされる、ちょい寝坊の朝

ダイニングエリアの窓辺から

部屋をノックするマスターの声で目が覚めました。
『朝ごはん用意できてますからね〜』
8時15分でした。
目覚ましは無自覚に止めていたようです。
8時に朝食のはずが、起こされてしまうとは…!
支度もそこそこに、朝食に向かいました。

豆腐の汁が美味しい…!

今日もマスターの作る朝食は、暖かくてほっこりします。
相変わらず、『これは何ですか?』とも聞けない僕には一品づつのレシピはわかりませんでしたが、どれも美味しくてモリモリ食べてしまいました。
昨晩食べたのが、かまぼことカロリーメイトでしたので、お腹は空いてましたしね。

初めて実食、島バナナ。

マスターが食後に『大したもんじゃないけど』と手渡してくれた島バナナ。
いえいえ、すごく美味しかったですよ!
本州でこの色のバナナというと、どんな味を想像しますか、結構熟しきっていて、酸味は殆どなく、バナナシェイクにするのが相応しいくらいにあま〜い感じではないでしょうか。
食べてびっくり、この島バナナ、とても酸味が強いんです。
というか、初めて食べたとき『オレンジ…?』と思うほど、味がよく似ていたんです。
本州でよく口にするバナナより、好きかもしれない。
ほんと沖縄の食べ物、みんな大好きです!


バシャバシャ!土砂降り自転車で空港へ

朝からかなりの土砂降りな今日、どうせ雨が降り続くなら、いっそ出かけちゃえ!止むやむ!
と勢いで宿を飛び出して、まずは昨日は行かなかった波照間空港まで電動自転車で爆走しました。
雨は昨日以上に強く、あっという間に全身びしょ濡れになりましたが、現地の人は雨でも傘を刺さないと聞いていたので、現地の人になったつもりで帽子一つ被って出掛けました。
(後日マスターに、流石にあの雨じゃ島の人もレインコートくらい着ると言われて愕然としました)

波照間空港
いつでもオープンできる綺麗な玄関口

今は使われていない波照間空港。
滑走路を除いて空港の建物自体はとてもこじんまり。
コンビニくらいの広さだと思います。
前まで運行していた航空会社がこの場所を手放したとか、再び近々空港が機能するようになるとか、色んな方からいろんな話を聞いてハッキリとしませんでしたが、確かに船を使わずに空路でここまで来ることができたら、フェリーが欠航になっても来られるかもしれませんし、便利ですよね。

救いの水、シムスケー

波照間空港ついでに、少し遠回りして集落まで帰ることにしました。
まずは竹富町の指定文化史跡になっている、古井戸(シムスケー)。
かつて島が干ばつに見舞われたときも、この井戸だけは水をしっかりと蓄えて村の人々を水不足から守ったそうです。

立派な説明書き
ここが噂の古井戸
わりと底が深そう


倒れないか心配?!風力発電装置

さとうきび畑の向こう側に風力発電の風車が見えたので、根本まで走ってみました。

立派な風力発電
近くで見るとより大きい
根本が細くなっていて倒れないか心配

周囲に人はおらず、風車も回っていなかったので、お休みの日だったのかもしれません。
風力発電の機械ってこんなに間近に見たの初めてでした。
遠くからだと小さそうだったのに、近くに来たら20〜30mほどありそうな立派な物で驚きました。
根本に向かって脚が細くなっていくので倒れないか心配でした。

リベンジ!こだわり絶品kukuruカフェ

ようやく集落に戻ってきて、お昼の時間帯は昨日のリベンジ、『kukuruカフェ』さんに。
昨日は15時までのところ14時で早じまいでしたが、今日はまだまだお昼どきに来られたので営業していました。
飲食スペースは屋外ですが、きちんと固定されたプレハブの屋根がある下で頂けるので雨は完全に避けられます。

『日本最南端のカフェ』がキャッチコピー
沖縄と東南アジアが調和したような敷地

アジアの風が一気に吹き込んでくるような敷地の中で頂くお昼ごはんは、さぞかし美味しいことでしょう。
注文カウンターに行くと
『一人で運営しているので、注文が決まったら鈴を鳴らしてください』
と注意書きが。
そんな手作りのカフェ感もまた、島時間の雰囲気の一部として最高でした。

メニューには、
『当店のメニューは、肉、卵、乳製品不使用です』の文字。
植物由来のものにこだわって丁寧に作ってらっしゃる感じ、グッとくるものがありました。
注文を終え席について、屋根に打ち付ける土砂降りの雨音を聞きながら過ごす時間、ここは異国の地なのではと錯覚するほどの、現実逃避にピッタリのカフェでした。
もしリモートワークができる職業だったら、波照間に移住して毎日でも来たい。

タコライス、奥がマンゴージュース。

僕が注文したのは、(メニュー名に忠実に)
・島豆腐玄米ベジタコライス(チーズの代わりに島産もちきびのソース)
・マンゴーソイミルクジュース
の2つです。
沖縄といえばタコライス、今回の7日間の滞在で唯一タコライスを頂いたのがこの店でしたが、お肉の代わりに島豆腐が使われていて、触感は限りなくお肉のようにしっかりと、とても食べごたえがありました。
マンゴーソイミルクジュースもとてもまろやかで、口いっぱいにトロピカルの香りが広がって、素晴らしい一杯でした。

まだまだこのお店の味を堪能したくなり、デザートを頂くことにしました。

・島豆腐の黒糖ガトーショコラ
こちらももちろん、卵や乳製品は不使用。

卵、乳製品不使用のガトーショコラ

いや信じられない…乳製品を使わずにどうやってここまでふわっとしっかり目な生地が仕上がるんですか…!
黒糖の深い香りも加わって……なんか、島の食事、ちょっとナメてたかもしれません、本当にすみません。
ここまで本格的なスイーツ、東京でもなかなか探せないかも。
いや、比較してはいけないかも、波照間島で食べるから特別感がより増して良いんですよね。
波照間に足を運ぶ機会があったら、絶対また来ようと決めました。

きれいな海〜、郵便局で記念切手

集落内をぐるっと周り、最後に郵便局で、こちらの切手を購入しました。
今日は土砂降りですが、波照間島が晴天のときの海の色は本当に美しいですからね、いつかまた、こんな景色に巡り会えますように。

波照間島の切手


(次へつづく↓)


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