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ただの言葉集め。詩ではないのかも知れない

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変な私が集めた、変な言葉です。(2020年〜) これまでの人生を振り返ったり、現在にかけて、わりとダークな詩が多い。
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2021年2月の記事一覧

【な、やむなんて】

今まで2人だけの世界・視野しかなかったから その他大勢の中に私たちが登場してしまえば もう物語として成立してしまいそうで… 恐かったの そうなることで 世界は簡単に 壊れるリスクを伴うから

【アクナキ】

私自身が不幸を愛していることに気付いたとき 私の希望は全て無意味なことなのだと、 悟ったのです

【nightmare】

途中で目覚めても 油粘土のようにまとわりついて べたっと取れない感覚 心臓は異常なほど早く脈打って 逃れられない恐怖と闘うの 私を排除する動きが加速している

【去れば・然れば】

甘い関係は終わりを迎えて 一筋の光とはオサラバ 闇に帆を進める私を 月さえ味方しない私を 次はどこかで 誰かが噂するだろう 弔いのことばを かけるのだろう

【雨粒】

静まりかえった寝室で 私の呼吸だけが 響くこともなく 空間に消えていく 音も無く 声も無く ただひたすらに 闇を従えて 痛みの懐かしさに触れて ただひたすらに 心を許したことを 後悔するだけだ