アイラブ歌合戦のぼり企画75本に参加して



書いている人の情報

◯アイマスとの出会いは2016年9月
 デレステを1周年イベント期間中にインストしたところが始まりです。
 P歴は8年目。
◯デレステ以降は……
 ミリシタ:2017年7月〜
 シャニマス:2018年3月〜(ログイン勢)
 ポプマス:2021年1月〜2022年7月(途中からログイン勢)
 サイスタ:2021年10月〜2023年7月
 シャニソン:2023年11月〜(β版プレイ済)
◯アイマス担当
 デレ:速水奏、渋谷凛、和久井留美、篠原礼、木村夏樹
 ミリ:最上静香、福田のり子
 ※エム、シャニは担当がいないものの、最推しは次のとおり。
 エム:F-LAGS(秋月涼)
 シャニ:ノクチル(浅倉透)
◯ラブライブ!について
 2019年10月のバンナムフェス1stで初接触、ギルキスの6曲連続披露に度肝を抜かれながらも、アニメ等には触れずに今に至る。 


MOIW2023でののぼり企画参加状況

 東京ドームでののぼり企画は、ご存知の通り、MOIW2023で初めて実施されたもので、アイラブ歌合戦より1ヶ月ほど短い期間で企画発表から当落発表というハードスケジュールにも関わらず、190本ののぼりがはためいてました。
 私が参加したのぼり企画は次のとおり。現地で実物を見て、もう何本か企画に参加したかったなという気持ちは正直ありました。
 ◯福田のり子
 ◯バレンタイン反省会(三船美優、服部瞳子、和久井留美)
 ◯サクラブロッサム(相川千夏、大槻唯)
 ◯F-LAGS(秋月涼、兜大吾、九十九一希)
 ◯C.First(天峰秀、花園百々人、眉見鋭心)


アイラブ歌合戦のぼり企画75本に参加するに至った経過

 ここからが本題になります。

 アイラブ歌合戦がアイマスとラブライブ!が一緒にライブする、というコンセプトで、これは是非現地に参加しようとボタンを押し、幸い通し券を握ったものの、諸般の事情により不参加が決まりまして。
 その直後、MOIW2023でも行っていた、のぼり企画が今回も行われると発表があり。初日はアイマス側はマッハで(特にシンデレラ)次々と企画が立ち上がったものの、ラブライブ!側はぽつりぽつり(*1)という状況が見えてきたので、「せっかくアイマスとラブライブ!が並ぶのに、ラブライブ!ののぼりが少ないのはやるせないなぁ」という気持ちが発端でした。

 飛行機キャンセルと通し券リセールでいくばくかのお金が戻ってくるという打算(*2)もなくはなかったですが、ラブライブ!が1mmでも関わっていれば、のぼり企画に参加することを目標に活動を始めます。

 その時にめちゃくちゃお世話になったのが、こちらのスプレッドシート。このシートがなければ、とてもじゃないけど、この行動と実行には出られなかった。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1v5rrRBMo3fBE-19GciauafMa8carqpH2Rqpb7NIfUyY/edit?usp=drivesdk
 ※@makomacs(マコマックス)さん作成です。
 ということで、twiplaのみで追いかけていました(*3)。

*1 初日の時点で、ラブライブ!越境企画が6本、単独が2本に対して、アイマス単独は30本以上と記憶しています。
*2 飛行機代は半分戻ってきましたが、リセール自体はなかったので、目論見が外れた上、最終的に75本に参加したので、打算は木っ端微塵になりました。
*3 その結果、当落発表日以降やライブ当日などに、今まで見たことがないのぼり企画を見かけ、是非参加したかったものがいくつかありました。そもそも参加者募集していたかどうかすらわからないです。


参加した企画の内訳

アイマス単独:9本(9本全て成立)
ラブライブ!単独:37本(うち、成立したもの34本)
越境:39本(うち、成立したもの32本)
成立しなかったもののうち、4本が企画中止、6本が落選。


のぼり企画に参加した過程

 アイマスとラブライブ!の越境企画とアイマスの担当アイドルが参加する企画については、企画が立ち次第参加ボタンを押して行っていたので、こちらはさほど問題はなかったです(*4)。
 その中で、1つだけ、主催者の背中を押して(突き飛ばした?)スタートした企画がありました。
 あえて、どの企画かは言いませんが、現地にフラスタを立てられたので、何よりでした。

 問題はラブライブ!単独企画の方。
 知り合いは当然いませんし(*5)、ラブライバーでも何でもない完全外野の人間が、「エンジェルメイツ一同」「ファン一同/ファン有志一同」「歩夢ちゃんの幼馴染一同」「ときめき大好き同好会一同」「リトルデーモン一同」「Liella!ファン一同」……と名乗るのはおこがましいな、と思いつつ、主催者に次々とDMを送って参加可能か確認する日々でした。
 幸い、1件もお断りされることなく、全て参加することができました。ありがとうございます。

 そして、徐々にラブライブ!単独ののぼり企画が増え、増えるたびに主催者に声掛けするという、傍目から見ると不審者ムーヴをしていました。
 ラブライブ!のぼりは毎日増える、という感じではなく、ポツポツ増える日と、音沙汰なしの日が混じっていた印象です。
 日が経つと、だんだん本数が増えて、金銭的な問題が見えてきましたが、途中でやめるのは違うな、ということで初志貫徹しました。
 twipla準拠ではありましたが、ラブライブ!が1mmでも含まれれば全て参加していき、最大85本の企画に参加表明しました。
 当落発表前にいくつかの企画は中止となりましたし、落選する企画もありましたが、その辺は後述ということで。

*4 ラブライブ!のアイドルはよくわからない状況でしたが、幸か不幸か全マス気質でアイマス側はデレミリシャニともソシャゲに触れていたため、参加すること自体のハードルはなかったです。
*5 結果として元からFFという方はいましたが、直接の面識はありません。


のぼり企画当落発表後の入金作業

 ここで不幸にも落選してしまう企画もありましたが、参加表明をした企画のほとんど(75/81)が当選したため、入金作業が始まります。
 PassMarketは過去のフラスタ企画でも使ったことがあるので問題はなかったのですが、支払いがPayPayのみのものもいくつかあったことから、ついになのか、ようやくなのか、PayPayを導入することにしました。
 今でも普段の支払いでPayPayは使っていませんし、使う意思もないのですが、ことフラスタの入金については、PayPay最高でした。

 昨今、銀行の振込手数料が高くなっており、今回の場合、他行あて1件385円。
 過去のフラスタ企画への参加状況であれば「1件ぐらい、まあいいか」で済んでいましたが、銀行振込の選択肢がある企画が何十とあり、全て銀行振込にすると1万円以上になってしまうため、可能な限りPayPayかPassMarketを選択しました。
 残高さえあれば24時間いつでも入金可能、履歴もスマホで確認でき、払い忘れがないかもわかりやすい、SNSでリンク送っても支払いができる……とまあ、メリットしかなかったですね。PassMarketもPayPay対応(親会社が同じだから、それはそう)していたので、こちらも大助かりでした。
 結果、銀行振込は11件で済み、手数料は4,235円に抑えられました。
 支払い方法に現地受取、という企画も当然ありましたが、もし私が現地に行けたとしても、企画参加数が多かったので、選ばなかったと思われます。


ライブ当日前後

 今回は、のぼり企画に付随してポストカードサイズのお礼をネットプリントで印刷できるものが10件以上あり、ミニのぼり、ポストカードの郵送もあって、ライブ当日まで色々楽しみがありました。

 そして、アイラブ歌合戦前日からのぼりの位置確認ツイートがパラパラと出始め、私のTLはのぼりで埋め尽くされました。そりゃ75も本参加していれば、主催者やフォロワーのツイートやRTがじゃんじゃん流れてきますわな状態。
 現地で見たかったという気持ちはどうしてもありましたが、それは叶わぬ夢なので、TLでのぼりを眺めつつ、主催者へDMでの挨拶回りをしていました。
 なお、ライブは両日とも配信はリアタイできず、後日視聴しました。色々酷い目(褒め言葉)にあったけど、それは本題ではないので省略。


のぼり企画に参加して〜参加者側から見た企画の進め方

 MOIW2023で上限270本のところ190本、ということで、今回上限300本となので、純粋に落選することはないと思っていましたが、いざフタを開けてみると申込みが300本を超え、(不備ではなく)抽選の結果落選した企画があったようです(*5)
 今回、現地ではためいたのぼり総数のぴったり1/4に課金したことになります。当初の想定からはだいぶ多い本数(*6)になりましたが、参加した事自体に悔いはありません。
 いや、twiplaを見落として、ラブライブ!単独企画1本に申し込みそびれた(気づいたときには参加者多数で締め切られていた)ことに悔いが残っています。
 それはそれとして、今後役に立つかどうかもわからない、のぼり企画参加者側からの感想など。

◯1に告知、2に告知、3、4も告知で、5も告知
 企画は告知が命。命大事に。
 75本も参加していると、主催者のツイートの濃淡がはっきり見えました。
 日々のツイートをしていないのに、基本的に人が集まるわけもなく、スケジュール、ラフ画、絵の完成、入稿etc.の中間地点の動きが見えないと、企画に人を呼べないし、興味を惹かないから人が中に入ってこない、という感じでしょうか。
 のぼりを立てる費用はどこまでも負担するけど、参加者がいるならその方がいいか、ぐらいの気持ちで募集をかけていたのかな、と感じる企画もなくはなかったです。
 意外な発見としては、ツイートは基本毎日つぶやいてもらわないと(個人的には)RTしづらかった点。宣伝するために、数日前RTしたツイートのRTを解除してもう一度RTするのを繰り返すのは、思っていたより手間でした。
 可能な限り、毎日一度は企画ツイートするのがいいと思います。

◯参加者は20人から40人ぐらい
 これはタイトル通りです。
 ①75本全体
 平均45.6人の参加
 最大参加者が103人、最小参加者が10人、中央値が39人
 10人刻みで、20人台が18本で最多、次点は30人台で11本
 ②越境企画(32本)
 平均34.2人の参加
 最大参加者が99人、最小参加者が10人、中央値が32人
 20人台が10本で最多、次点は30人台で8本
 ③アイマス単独(9本)
 平均66.0人の参加
 最大参加者が100人、最小参加者が17人、中央値が78人
 50人台、70人台がそれぞれ2本で最多
 ④ラブライブ!単独(34本)
 平均50.9人の参加
 最大参加者が103人、最小参加者が19人、中央値が48人
 120人台が7本で最多、次点は30人台、40人台がそれぞれ4本
 ⑤企画中止(4本)
 平均12.2人の参加
 10人未満と10人台がそれぞれ2本ずつ

 アイマス単独は参加本数が少なく、ばらつきが大きい(参加したヴイアラ企画2本が両方100人定員満員、というのもある)ので、除くとして……

◯単独の方が人が集まりやすい
 ラブライブ!単独は50人台から70人台も4本ずつ成立しており、越境よりも参加しやすかった可能性があります。
 最多参加者がスーパースター103人、虹ヶ咲99人、蓮ノ花97人、サンシャイン77人と、各ブランド(?)で多数参加する企画がある状態でした。

◯越境企画は10人台でも企画遂行、一方で企画中止もグループ最多
 越境企画は参加者10人台でも5本企画を遂行した一方、企画中止も3本あり、越境したアイドルののぼりを立てたいんだという熱意と、参加者が想定ほど集まらずに断念する、という両極端な結果を生んだのかもしれません。
 なお、落選についても、越境企画が最多の4本、ついでラブライブ!単独の2本となっています。

◯参加費用は明朗会計、2,000円以内で
 最初から参加費頭割りは割と悪手、と感じています。
 参加者がある程度増える、もしくは当初から一定程度の参加が見込める前提でない限り、参加者が増えないから負担が減らない→負担が減らないから参加者が増えない→(以下無限ループ)になりやすいので、最低でも「10人までいくら」「20人までいくら」という段階的な頭割りにしたほうがいいと考えます。
 完全な頭割り(1人なら88,000円、2人なら44,000円……)の企画で、告知も中間地点の報告もしていなかったもの(*7)があり、参加者が少人数でも頭割りにしてしまえば、明らかに主催者側の金銭的負担が減るから、告知等に労力を割かなくてもいいか、というふうに個人的には感じた企画もありました。
 もし頭割りをするなら、最初は「1人いくら」の固定額でもらって、人数が増えたら頭割り(で、当初の固定額より金額が下がる)の併用もいいと思われます。
 ここは個人的感覚を多分に含むところですが、参加費2,000円が参加の分水嶺と感じています。実際に1口2,000円以下の企画は70本、うち、2,000円ぴったりの企画が28本、1,000円台の企画が40本ありました。
 収支報告を見ると、大半の企画は赤字であり、参加者多数のところは一部値下げをして、主催者の持ち出しがある形をとっているところも多くありました。参加費にノベルティ作成分を含む企画もある一方、ラブライブ!側は参加者から金銭を得てグッズを作るのは明確に禁止されているようで、コンビニプリントを参加者負担で行うパターンが多かったです。
 国をまたいでの企画もいくつかあり、日本と外国で別々に集金し、黒字となった場合はゆかりがある所へ寄付をする、という企画もありました。

*5 実態はよくわからない部分もありますが、東京ドーム周辺に300本のぼりが立って、落選した企画が複数あるので、こういう表現になりました。
*6 越境含めて300本の2割も行けばいいかなぁと思っていたところ、私が参加したものだけで2割を超え、公式発表はないものの、ラ!単独で76本ののぼりがはためいていたようです。
*7 途中から金額固定に切り替えて、事なきを得たようです。


のぼり企画参加結果

 個人的な話ではありますが。

 参加企画:75本
 参加口数:95口
 参加費用:153,427円
(振込手数料込みで157,662円)
 ※最大85本のときは176,000円を少し超え、のぼり2本分の金額でした。
 現地で見ることができたのぼりの数:0本


最後に

 12月9日、晴天の中、のぼり300本が東京ドーム周辺ではためき、ラブライブ!単独が76本、越境が54本、ラブライブ!関係ののぼりが計130本立つことになりました。越境をダブルカウントすると130/354。約1/3はラブライブ!ののぼりということになります。
 最終的に単独でも全体の1/4がラブライブ!のぼりになるまで数が増えてほんとよかった。
 私の目的はそこにあったので。
 ただ、私がこの行動を取らずに、1つも企画に参加しなかったとしても、ラブライブ!を含め、75本ののぼりは東京ドーム周辺ではためき、賑やかになっていただろうなと思います。
 のぼり企画75本に参加したとはいえ、平均すると1本あたり2,000円、のぼり費用の1/44しか負担していないですし、ことラブライブ!に関しては、私がtwiplaを見て参加した企画数より、私が参加できていない企画数の方が多くありました。

 そうだとしても、微力ながら主催者の力になれていれば、これ以上の喜びはありません。

 そもそも企画が立たないと参加する行為自体ができないので、全ての企画主催者には感謝しかありません。企画の主催者は企画を立てた時点でほんと偉いのです。
 そして、ラブライバーでもフォロワーでもない私を、受け入れてくれたラブライブ!側の主催者の皆様にも感謝して、この記事を閉じます。

 次回は現地でのぼりを見たいなぁ。

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