マガジンのカバー画像

ランダム再生

30
その日のランダム再生1曲目と、それにまつわる一言をつぶやきます。つぶやきたい。
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

“演算式に喋り続けたワードプロセッサー
破り棄てられたちっぽけな一行も 数年を経た今となっては ついには岩のような絶望すらも穿つ”
『ワードプロセッサー』/amazarashi
私は言葉の力を信じている。

なす
2年前
2

“それでも笑って生きていたいと健気に海の風に微笑むあの娘は
愛する人が銃で撃たれたことをまだ知らない”
『カルマ』/amazarashi
その時、彼女は奪わずに居られるか。許すことができるのか。

なす
2年前
2

“誰かが誰かを傷つける度に胸を痛めるなら いつかそれが死因になる
そういう意味では優しさは病だ”
『アイザック』/amazarashi
あるいは、あの時のあなたの死因こそが

なす
2年前
4

“手をとった時その繋ぎ目が 僕の世界の真ん中になった
あぁ だから生きてきたのかって 思えるほどのことだった”
『spica』/BUMPOFCHICKEN
いつでもこの真ん中に戻ってこられる。手を繋ぐだけでいいんだ。

なす
2年前
1

“振り切った臆病が馬脚現せと狙ってる
乗り切った困難は姿を変えて襲い掛かる
銃弾の雨を掻い潜った これが僕の選んだ戦場”
『逃避行』/amazarashi
自分で選んだ道だと胸を張って言えるので。たまに足はすくむけれど、それでもと歩いて行ける

なす
2年前
2

“どうせ出てくつもりなんだろ この町ではみんなそう
決意は揺るがないか 迷いなどはないか
ふるさとを捨てるつもりか 気に病むなそれでいい
振り向くな 立ち止まるな”
『帰ってこいよ』/amazarashi
誰もいない無人駅のホームで、それでも見送ってくれた景色があった。

なす
2年前
2

“どっかに忘れ物をしたよ 教室か母のお腹の中 恒久的な欠落を愛してこその幸福だ” 『空っぽの空に潰される』/amazarashi その欠落は絶望的なものに思えたけれど、自分自身が少しずつ大きくなることでちっぽけに思えるようになってきた。埋まらなくてもいい。それを含めて私なのだろう