諧謔日記その7:ぜったいにゆるさねえからな

お酒、好きですか?白石はそこそこ。

・みなさんの「お酒が好きになったきっかけエピソード」お聞かせください
それを語るにあたり、私のような根がネガティブな人間は「抑々好きじゃなかった話」から始めるので注意が必要だ。いくぞ。
白石の父親はそこそこの酒飲みで、酔うと怒りっぽくなるくそめんどくせえヤツだった。ちなみに父親の父親も酒癖が悪かったらしく、父親は父親の父親を見て反面教師というものを知ったんだみたいな話をしていました。私はそんな父親を見て反面教師にしているので恐ろしい話でございます。
というわけで、己が血を恐れあまり酒を飲まなかった白石だったが、転機が訪れる。

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これはテンキーだ。白石のキーボードには付いていない(ioi)えーん

・オワリズム弁慶の話
ちょうど10年程前から「オワリズム弁慶」というバンドに所属している。ギターや太鼓や歌や鍵盤や管楽器のみならず、ダンサーや大道具屋や書道家や炊き出し班や弁慶などもいる大編成のお祭りバンドだ。舞台に立つ人数は日によってまちまちだが、30人ちかいメンバーが所属している。それだけ人がいれば、誰かしらが何かしらの専門家だったりする。自営業主も公務員もいる。料理人もバーテンもいる。

・京都醸造所
いまから6年程前、オワリズム弁慶で関西ツアーが開催されたことがあった。キーボード白石はパーカッション勝本の提案でダンサーえきちゃんサンプラー三宅とともに京都のゲストハウスを拠点に2日間を過ごした。そのときに連れて行ってもらった場所のひとつに京都醸造所というクラフトビールの工場があった。店内で6種類くらいあるビールを買って飲めて、つまみを売るキッチンカーもあり、持ち込みもOKだ。
信頼する仲間とともに旅先で飲み食いする特別感からか、白石はこのとき人生最高レベルの量のビールを飲み、同時に最高レベルにベロベロになった。ベロベロになった白石は父親や父親の父親のそれとは異なり、妙にニヤニヤしてしまうようなかんじだった。まぁ日頃怒ってるしな。(?)
うまい酒を飲んでふわふわする面白さよりはもちろんだが、それよりもそのときいっしょに買って食べた燻製たまごなどが一層酒をうまくすることに衝撃を受けた。これが相乗効果か。
このとき以降、おいしいごはんと頼れる仲間が揃う場面では進んで酒を添えるようになった。酔ってるジブンもいまのところは怖くない。音楽をきっかけに繋がった縁がまたひとつ生きることを楽しくしてくれたのだった。

・ぜったいにゆるさねえからな
打ち上げ好きですか?白石は好きです。仕事の打ち上げね。共に汗水流した仲間と勝利を実感し互いを労う素晴らしい時間だ。そこにはなんと!おいしいごはんとうまい酒もある!キャ!

・前提として、勘違いしないでほしいこと
酔いたくて飲むんじゃんねえんだよ、食事がよりおいしくたのしくなるから飲むんだ。

・ぜったいにゆるさねえからな
好きなペースで食べて飲みたいんじゃ。飲ますな。

・まぁじ(マジ)
おまえがギャーギャー騒ぎながらおれの御猪口に継ぎ足したその日本酒の銘柄はなんだ?おれが飲みかけていたものと同じものか?どうでもいいか?どうなんだ、おい。おれのノリが悪いのか。面白いとおもってやってんのか。

・粗末にすな
粗末にすな。

・ぜったいにゆるさねえからな

今回はここまで。


~今回のスペシャルサンクス~
パーカッション勝本

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