諧謔日記その16:日用品の買い出しくらいパジャマで行ってもいいだろ

ジブンらしさを大事にしたいきもちと歳相応の振る舞いをしたいきもちはある種トレードオフというか、ぶつかってしまうところがあるんですよね。
あ、いま主に見た目の話をしています。
このまえね、ちょいとスーパーに行って買い物をするのに、ゆるめの白パーカーに七分丈の紺色ズボンに赤スニーカーとかいうガキみてぇな恰好で出ちゃったのよ。「ガキみてぇな恰好」とか言いつつそういうかんじってけっこうジブンらしい服装のひとつだよなって本心では思ってるんですけどね。でもやっぱ30過ぎた男がそんな恰好でいるのは大人としての自覚が足りてないような~ア~・・・とかいう話を友人にしたんですけど、友人が良いこと言ったのでシェアしたいの。

◆「いまの30代って昔の30代と違いますからね」
そうじゃん!30代らしい、おっさんらしい見た目って言ってること自体がさ!もう、古い価値観を引き摺っているのよ!私が馬鹿ですた!今回はここまで。

◆ジブンがよければ(かつ他人に迷惑かけてなきゃ)ヨシ!
大学4年になって初めて原宿とかいうきもちわりぃ街に行きました。マジで一切の誇張なく3人に2人くらいの人間がボーダーのシャツ着ててドン引きしました。おしゃれってこういうもんなのか?と考えさせられた。
同時期にときたま通うようになっていた下北沢では、あまり見慣れない服装のひとが多くいて心地よかったのをよく覚えている。ジブンが好きなものを持っているだけってかんじがしてさ。おしゃれってこういうもんだろ、と思った。
っていうエピソードを思い出す「いまの30代って昔の30代と違いますからね」だったなぁ。「どうあるべきか」より「どうありたいか」のほうがずっと大事でよかったんだった。

ゼルダ休暇はじまりました。さようなら。

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