北山トライアングル

 5月4日(火)、TOKYO FM 「Blue Ocean」で北山トライアングルさんがご出演されていました。北山さんが作られたトライアングルの音色も披露され、あらためて響きの美しさを感じました。
 浅草のジャパン・パーカッション・センター(コマキ楽器)で試奏させてもらったことがあり、まずは余韻の長さに驚かされました。
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 過去に青銅製のトライアングル(北山トライアングルとは別メーカー)を使ったことがあるのですが、倍音は豊かでいいのですが不規則な倍音も出、そのため不快な音が出ることも多く苦労しました(うまく叩けると音色は良かったです)。北山トライアングルの金属配合はラジオをお聴きいただくとし、出てくる倍音構造が計算されているので非常によく響き、余韻の長さはおそらく世界で一番なのではないでしょうか。
 加工、形状など、多くの技術、他にも「こんなことにも工夫しているんだ!」ということが数多くあると思います。金属の棒を三角形に曲げただけの楽器、そんな物質が名人の手によって楽器となり、演奏者によって音楽になり、オーケストラで奏でることで作曲者の魂が伝わってくる。トライアングルはとってもとっても魅力的な楽器です。

 radiko プレミアムのエリアフリー&タイムフリーをお使い、ぜひお聴きいただきたいと思います。


Blue Ocean ツイッター   


北山トライアングル ツイッター


 海外のオーケストラで使われていますが、もちろん日本のオーケストラでも使われています。

読売日本交響楽団 打楽器奏者 野本洋介さん ツイッター

 

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