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ChatGPTを活用してGoogleタイムラインからGoogleカレンダーに訪問履歴を"手動"で登録する

EvernoteとともにGoogleカレンダーも日記帳に使っています。
Googleカレンダーにはタイトルに"■日記 #DIARY "を付けておくと検索する時に楽です。

さて、ライフログとして訪問履歴を残しておくためにGoogleタイムラインの設定をしていますが、EvernoteはもちろんGoogleカレンダーとも連携していないので一元管理とはいきません。せめてGoogleカレンダーに連携してインポートしてくれると良いのですが…。

そこで、手動にはなりますがタイムラインからカレンダーに訪問履歴データをインポートする方法を紹介します。少し面倒くさいです。
インポートできればカレンダーで日記と訪問履歴が一元管理ができます。

タイムラインの左列をコピーする

時間や場所が表示されているものです。
スケジュールの部分だけをコピーします。
もしくは一旦、全選択して冒頭のセレクタから「地図データ ©2023」の下4行くらいにある総移動距離くらいまで削除しておくと良いです。

ChatGPTのプロンプト

以下のプロンプトを使います。

###次のデータを元にgoogleカレンダーに登録できるファイル形式に変換してください。
###DESCRIPTION:は削除してください。
###タイムゾーンは東京/JAPANにしてください。
###日付は2023-11-26でお願いします。

ChatGPT (openai.com)

###次のデータを元にgoogleカレンダーに登録できるファイル形式に変換してください。

.icsファイル形式にしてもらいます。

###DESCRIPTION:は削除してください。

これがあると予定の詳細のところに住所が挿入されてしまいます。
別に入っても構いなら削除してください。

###タイムゾーンは東京/JAPANにしてください。


日本なので。

###日付は2023-11-26でお願いします。

タイムラインは冒頭に日付がありますが履歴中は時間しか記入されていません。ですので手動で日付を補完する必要があります。

出力される

BEGIN:VCALENDAR
VERSION:2.0
CALSCALE:GREGORIAN
BEGIN:VEVENT
SUMMARY:イベントのタイトル
LOCATION:イベントの場所
DTSTART:20231126T120000
DTEND:20231126T130000
DESCRIPTION:ここに説明を追加します。Googleカレンダーの「説明に追加」の部分に表示されるテキストです。新しい行を挿入する場合は\\nを使用できます。例えば、次の行になります。\\nこれは新しい行です。
END:VEVENT
END:VCALENDAR

上記のような形式で出力されます。
これをテキストファイルで保存します。
拡張子はわかりやすように .ics でも、エディタで編集しやすいように .txt でも構いません。

Googleカレンダーにインポートする

カレンダーの[設定]→[インポート/エクスポート]を選択します。

専用のカレンダーを作成おくと良いかも

カレンダーに訪問履歴専用のものを作成しておくと、表示/非表示が楽になります。
[設定]→[カレンダーを追加]→[新しいカレンダーを作成]を選択します。
名前は「チェックイン履歴」とか「訪問履歴」などご自由に。
作成したら[インポート/エクスポート]から、先程の .ics ファイルを「カレンダーに追加」で作成したカレンダーにアップロードします。
これで完了です。お疲れ様でした。

注意事項

タイムラインからChatGPTを経由してデータを作成するわけですが、この際に「自宅」として自宅の住所が登録されていると、いわゆる個人情報を渡すことになります。
自宅に限らず気になる場所について同様です。
自分の場合はコピペの間に置換ソフトを介しているので、コピーした時点で住所は自動的に削除した状態にしていますが、そうでない場合は自宅の時間帯だけをあらかじめ削除しておく必要があります。

もっと楽な方法ありませんか?

なにかと手間がかかるので、もっと簡単に訪問履歴を管理できる方法があればどなたか教えてください。

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