レコード試聴盤コレクション。ONKYO編①

レコード試聴盤を探る旅、今回は2回目です。ONKYOの試聴用ステレオレコードをご紹介します。収録曲は「引き潮」「夕焼けのトランペット」「チャチャチャフラメンコ」「エストレリータ」の4曲。大阪音響株式会社は、このレコードを下記のように説明しています。

このたびは、オンキョーステレオをお買い上げいただきまして、まことに有難うございます。
このレコードは、お買い上げいただきました皆様方の、とりあえずの試聴用として、添付したものです。曲目によるお好みはあるかと思いますが、使用説明書をよくお読みいただき、正しいお取り扱いに馴れていただくことがこのレコードの目的です。ステレオの立体音響効果をフルに発揮させることによって、音質のよいオンキョーステレオの性能を、充分にご理解いただけるものと確信いたします。尚、ご試聴の際には、左右のスピーカ・ボックスを、できるだけ(2~4m位迄)はなした方が、ステレオ効果が増します。今後とも、一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

大阪音響株式会社

試聴用ステレオレコード ONKYO

表面
裏面
まさかの赤盤

1曲目「引き潮」は、つややかに奏でている印象。
2曲目「夕焼けのトランペット」は、トランペットでガンガン攻める。
3曲目「チャチャチャフラメンコ」は、木琴の音色が心地よい。
4曲目「エストレリータ」は、ヨーロッパ風の音楽。

試聴盤のうっすい感想を述べて、果たして需要が有るか無いかといえば、確実に無いだろう。私の試聴盤コレクションは20を超える。このまま、うっすい感想が続く可能性があるがご容赦いただきたい。

そして何よりも、赤盤ということが驚きである。たかが試聴盤、されど試聴盤、その神髄を感じた。

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