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「国際女性の日」を教えてくれたフィンランド


3月8日の今日は「国際女性デー」
女性の地位向上と差別払拭を目指す連帯の日。

ここ数年は日本でもミモザの花とともに、企業が女性との連帯の意を示すメッセージを公開したりと、馴染みのあるものになってきたように思う。

「おめでとう」と伝えられるか

私はこの日を10年前の留学時にフィンランドで初めて知った。

ホストファミリーの男性陣が、私を含めた女性陣に「Onnea naistenpäivää(女性の日おめでとう)」と声をかけたり、メッセージを送ったりしていたのだ。他にも学校の同級生たちがSNS(当時Snapchatが全盛期)で「Hyvää naistenpäivää!🌹」と投稿したりしていた。

女性が活躍するフィンランド?

フィンランドでは女性の社会進出が世界トップクラスで進んでいるのは有名な話だ。

女性参政権は世界で3番目に早い1906年に認められ、当初から選挙権と被選挙権の両方が獲得された。(ちなみに日本は1945年である。)

他にも国会議員の女性の割合が46%であることや、昨年までは与党連立政権の5政党代表が全て女性だったことも話題となった。

一方で「女性政治家への嫌がらせや、ゴシップ報道がひどいんだ」とフィンランドの友人が憤っていて”平等の国”にも当然ながら苦悩はあるらしい。

女性をみんなで祝う一日に

今日はフィンランド関連の機関や企業のSNSも女性の日をお祝いする投稿をしていたので少しだけ紹介する。

在日フィンランド大使館の投稿
ヘルシンキのBakerika。フィンランド語では「女性の場所はどこにでもある」と書かれている。
ロヴァニエミのCafe & Bar 21。特別なケーキを用意している。


女性であることを祝福する。そんな日をみんなで楽しむ一日に日本でもなっていけばと、思う。

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