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どうなる?コロナ禍の修学旅行

修学旅行について各学校の対応は未確定ですが、僕は行先の変更をせざるを得ないと予想しています。
僕の修学旅行に対する考え方の前提として、テーマパークにいくのはあまり教育効果は高くないかと考えています。
(もちろん楽しいのですが、教育としてみたときの話。)
修学旅行はなんのため?って考えるために学習指導要領をみましょう。

修学旅行はなんのため?

修学旅行の意義は、

・平素と異なる生活環境で
・自然や文化に親しみ
・社会性を身につける

の三本立てです。

テーマパークである必要は無さそうです(もちろん楽しいですが!)
加えて学校の見学にはありがたいパワーが働きます。
消防署にいけば消防車に乗せてもらえ、スーパーにいけばバックヤードに連れて行ってもらえます。

でもさすがにテーマパークではそんな特別対応してもらうのは難しいでしょう。
つまり修学旅行というスペシャルパワーを活かせていません。
遠くに行き、テーマパークに支払う予算があれば、丹後域内で質の高い体験ができると思ってます。

今年の修学旅行

さらに今年はこれまでとちがって、コロナの対策をしなければなりません。それに伴って、保護者の同意も得なければなりません。
そう考えたときに、京阪神や東京に行く計画は、難易度がめちゃくちゃ高いと思っています。

コロナウイルスがもたらす社会への影響は僕たちにコントロールできるものではありません。
つまり都会への修学旅行を計画したら、実現できるかどうかは#運任せ になります。
これがこれまでの修学旅行との大きな違いです。

じゃあどうする?

その状況下で、子どもに充実した学習体験を用意しないといけません。
だから僕は上記の修学旅行の意義に照らして、「丹後の価値」を学校・保護者、何より子どもたちに丁寧に伝える必要があるだろうと思っています。
いまの小6中3の子らの修学旅行を「しかたない」って言いたくないんです。

だから観光公社と協力して、丹後の自然・文化の価値やマイクロツーリズムの良さを伝えられるようにしてほしいと考えます。
修学旅行の旅先が丹後域内になることの価値が、一般的に定着していないからこそ、学校に説明の責任を負わしてはいけないと思っています。

まとめると、

・今年の修学旅行に関する説明は例年より難しい
・だから各学校で任せてたらだめ
・教育委員会が観光公社などとの連携をつくる必要がある

ご意見聴かせてください。

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