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2022年政策振り返り

2023年が始まっていますね!今年もよろしくお願いします!!
新年が明け切ったことを確認してからのご挨拶になっています。
【2022年の政策】として以下のことを昨年掲げました。
2023年を迎えるにあたって振り返ってみると、意外と前進してたり、もっと前進させたかったり、課題が残ったりするなぁと感じます。
ただ、「議員って何してるかわからない」という問いかけがあるなかで、僕ができたこと、できなかったことを示そうと思います。
お付き合いください。

2022年1月9日(月) 朝8時からYoutubeで報告を行います。アーカイブも残りますので、詳しくはそちらもご覧ください!

(成果については、「鳴海の成果」ではなく、「京丹後市の成果」として前向きに評価すべきと僕が感じたところを記しました。僕の動きに関わるものだけではありませんので、ご理解ください)

海ゴミ対策、特に回収作業のシステム化と、海岸清掃に取り組むコミュニティへの支援

成果

海ゴミ回収作業については、「拾う」を地域でゴミ処理場まで「運搬する」以降を行政で担うように検討されています。
また、観光振興のひとつとして、環境保全の活動を位置付けようという動きで議論されています。

課題

検討の結果どのように体制が再構築されるのかをチェックしなければなりません。
また、回収した海ゴミについては三重県まで運び出されて処理されています。これは京丹後市の処分場の残量が少ないことと、中間処理機能がないことが理由です。この課題を整理して解決に向かう必要があります。

子育てや介護などの家庭内の無償ケアをキャリアに還元、評価される仕組みの模索

成果

市役所では「男性育休ハンドブック」がつくられたり、さまざまなセミナーが開催され、母親だけで子育てしないための風土づくりに取り組んでいただきました。
また、教職員においては丹後管内で初となる育休を取られる事例がありました。
議会では、育児や介護などの経験を職務においても発揮してほしいという旨の答弁がありました。

課題

制度として育休等を評価する仕組みをつくることについては、対象者が限定されることから望ましくないと整理されました。
具体的な仕組みについては、研究する必要があります。
また、公務員以外の職場にどのように拡げていくのかも課題が残ります。

消防団の負担軽減と防災能力の向上を両立させるための施策

成果

団員報酬が年額で19,000円だったのが36,500円に、災害時出動報酬が一回あたり1600円だったのが、時間ごとに区切られおよそ1時間あたり1000円程度になりました。
操法訓練については、大会へ出場するチーム数を減らすことで、全体としての訓練の負担の軽減が図られました。

課題

団員報酬が倍近くに引き上げられたものの、それにより部長や班長との報酬の差が縮まりました。役員になることの金銭的なインセンティブは相対的に下がることになりました。
また、防災能力の向上という点については大きな変化はなかったように感じます。

同性パートナーシップやファミリーシップ制度の推進による孤独対策

成果

京丹後市政における大きな変化は感じられませんでしたが、LGBTの方のインタビューが京丹後市社会福祉協議会の広報誌に記載されました。

課題

「当事者からの要望がない」という市の見解がありますが、僕は市が率先してマイノリティの方々への支援姿勢を示さなければ、当事者たちは黙って京丹後から出て行くと思っています。
だれひとり取り残されないまちづくりーとして引き続き働きかけが必要です。

部活動の地域展開の実装

成果

京丹後市教育委員会のなかに、この課題に対するプロジェクトチームがつくられました。
担当職員が情報研究などをしていると聞きます。

課題

国の指針等が示されるなかで、京丹後市がどうするのか、京丹後市の子どもたちはどうしたら良いのか、未だに示されていません。
体制の構築、指導者の確保、市民の理解など、示していただく必要があります。

学校給食での米粉活用による地消地産と地域の特徴を活かした食文化づくり

成果

学校給食費の保護者負担が一律200円となりました。これにより、政策的な食材調達によりかかる費用は保護者負担ではなく、市負担になりました。
つまり、合意形成の場が明確になったので、議論は進めやすくなりました。

課題

給食における小麦粉を米粉に代用する案については、使用できる量が少ないため農政としての効果は多くないとわかりました。
また、肥料等の高騰により食材の価格があがり、対策が困難です。

歩行者に優しい道路整備

成果

京丹後市における道路整備の優先順位として通学路であることがわかっています。
「通学路安全プログラム」として上がった箇所の整理が進んでいます。

課題

対策が必要とされた箇所について、解消されてないところもあります。
また、市のHPで箇所の一覧が公開されていますが、かなり見づらいです。
また、熊が出るなどの場合も含めて、教職員も見回りなどをしていますが、登下校の安全対策は「教職員以外が担うべき」と言われています。

以上、長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました!
一年が短いようで長く、長いようで短いと改めて感じます。
2023年は整理された課題を引き継ぐとともに、新たな課題も整理していきたいと思います!直前になりましたが、明日の朝8時から、YouTubeで昨年の振り返りをさせて頂きます。ぜひ聞きに来て頂けると幸いです。

今年もご意見お待ちしてます!
テルミーナルミーうさぎどしー!

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