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特撮について。

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大切なこと全部、とまでではないにせよ多くの大切なことを、大切であろうことが存在することを教えてくれたのは特撮だった。
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自分のかっこいいを信じる 大好きなものたちを着て...考える

あの無敵感。あの疾走感。この服たちはそれを俺にくれる。 ...という話と、自分の中でもやもやと、まだ結論に至る事のないことを悶々と。 特撮関連の服たち どっか小さなブレイクスルーここ数年でようやく特撮と服を同席させられるようになった。服が好きだ。特撮も好きだ。それでも、両者はそれぞれ自分の中で独立していた。 でも、特撮の服は“ファッション”にはあまり合わない、と思っていた。ディズニーやピーナッツ、有名なバンドのものならまだしも、だとか。“ファッション”に認可された服し

パセリがあってこそ ゴジラじゃない方展

「ゴジラ」シリーズは、なにもゴジラだけではない。 「ゴジラじゃない方展」 ゴジラじゃない方展実行委員会、西武渋谷店 モヴィーダ館 7階、2019年4月27日~2019年5月6日 「じゃない方」たちサイトURLが「no-godzilla.world」って良すぎませんか。ねえ?さておき、今回画像多め。 開催間もなくの頃、地元の友人2人とで行った「ゴジラじゃない方展」。特別熱があったのは自分だけだったので、むりくり巻き込んで行ったようなものだった。2人とも自分に気を使ってくれ

特撮とは現代の寓話である

特撮といえば、なんといっても戦闘シーン。小さい頃はそう思っていた。かっこいいヒーローとかっこいい怪獣が戦う姿に興奮した。いわばストーリーやドラマパートは、少なくとも当時の自分にとっては、前座や飾りのようなものだった。 かと言って、一概にストーリーが全く心に残っていないかといえばそうでもない。なにか、すっきりとしない思いがいくらか残った。 ウルトラマンは怪獣を倒した。たしかにやっつけたはずなのに。終わったはずなのに。あれはなんだったのだろう? あれはなんだったのだろう?

結果よりも、プロセスにこそ意義がある ゴジラ検定

英検を受けたことはない。教職免許も持っていない。履歴書の資格欄はいつも「なし」だった。 そんな自分がいま持っているのは、しかたなしに取ったAT普通免許と、 「ゴジラ検定」初級・中級だけだ。 「第1回 ゴジラ検定」 ゴジラ検定運営委員会、東海大学 高輪キャンパス / ホテルフクラシア大阪ベイ、2019年3月10日 「ゴジラ検定」とはなんぞや今年が初の開催。初級、中級共に国内で制作された実写「ゴジラ」シリーズ映画29作品の全般から出題される。つまり、マグロ食ってるよな奴や渡