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読書記録の大切さ

中学生の時に、友達から借りた、あの漫画をどうしても今読み返したい。

なのに!!

どうしてもタイトルも、作者名も登場人物の名前さえも、1ミリも思い出せない・・・

「あやふや記憶の本棚」
という本もすごく気になる。
発売されたらぜひ読みたい。

あの本なんだったっけ・・・?
と、苦しんで(?)いる人がそれだけ多いということだろう。

どうしても読みたいと思っている漫画が2つあって、

まず、一つ目は、

妹だかなんだか大切な人が、犬に食い殺されちゃって
「ひどい!!」
って、特殊能力?を持つ主人公が、泣き叫んでるシーンがあって、

むちゃくちゃ強引でエロいお兄さんが出てきてくるやつ。

そのお兄さんと主人公の絡みのシーンが、今一度、みたい!!

これってどういう検索キーワードで検索したらいいの???
なんもヒットしないよお。

チャットgptに聞いても、全然違うのばっか提案されるし・・・
まあ、聞く相手間違えてるよね。ごめんなさい。

と、思っていたら、

シーモアに年代別ランキングという素晴らしい、検索軸があるのを発見。
なんだよーーもっと早く知りたかった。

1990年代のトップがワンピースでビビった。
え???そーなの!?
ワンピースってもっと最近なイメージだった。衝撃。
いや、ワンピースと同じ時間軸なはずないな。

1980年代を上から見ていく・・・
ひゃー。
絵が、すごい時代を感じる・・・
アニメ化されているものもたくさんあって、色々見覚えがあるぞ。

で、ずんずん、スクロールして見ていくと!

あったーーー!!これこれ!!

闇のパープル・アイ!!


2巻の試し読みをしてみると、まさしく、求めていた記憶通りのシーンがあった。
(いや、求めてたっていうと語弊があるな。。別に残虐シーンが好きなわけではない)

しかし、ええ!
12巻も続いてたの???すごーー!!
く・・・。全巻で5800円ちょいかー。

キャンペーンとかクーポンもらえる時までちょと待つか。。。
読み始めたら途中で絶対やめられないだろうしな。

すっきり?したところで、もう一つの作品を探してみる。
こちらは、シーモアで表示される表紙を見ても、どれもピンと来なかった。

漫画を貸してくれた友達は、歳の離れた兄がいて、その兄から拝借してきた作品だから、こちらもおそらく1980年代のはずなんだが・・・

1〜2話で一つの話が完結するタイプの構成で、特に印象に残っている話がいくつかある。

ロボットと人間が共存する世界観。
んで、
人間がめちゃめちゃロボットに対して横柄な態度をとっているという設定。
俺らは人間様なんだぜ!みたいな。

で、
とある、ロボットと人間のカップルがいて、
人間が車で轢かれてしまう。
車がビュンビュン行き交っているので、助けに行くのは危険が伴う。
死にかけている人間を、人間は誰1人助けようとしない。
そんな中、ロボットは自分の危険も顧みず、恋人の人間を助けにいく、
そしたら、ロボットも案の定、車に轢かれちゃって壊れてしまう・・・
壊れたロボットを見て、人間たちが
なんであいつ、わざわざ危ない目に遭ってまで人間助けにいってんだろうな、馬鹿じゃねえの、みたいな捨て台詞を吐く・・・

で、それをそばで見ていた、笑ゥせぇるすまん的な立ち位置の、各話の案内役の女の人が

こんな世の中、どっちが、心を持ってるんですかね・・・

みたいなセリフで終わるっていう。
星新一のショートショートでありそうな感じのお話。

ああん、もっかい読んでみたいよ。
そもそっも、恋人同士だったかどうかもちょっとうろ覚え。
せめて、この案内役の人の名前だけでも思い出せたら・・・。くそーー

それとか、

とある、廃校に足繁く通う、教員。
実際の生活では、生徒に馬鹿にされ、同僚にも妻にも相手にされず・・・
みたいな感じ。
でも、その廃校の中では、めちゃくちゃいい生徒たちに囲まれて幸せ・・・
廃校に通っていくうちに、教員は、現実世界では、どんどん、正気を失っていって・・・

実は、学校の生徒たちは、幽霊だった
だったか
実は、この教員はすでに死んでいた
だったか
そんな感じの落ちだったと思う。

これも、現実世界と、空想世界、どっちがこの人にとって幸せなんですかね

みたいな、笑ゥせぇるすまんチックなまとめで終わる。

わーーー。うろ覚えすぎて、自分でも何いってんだって感じだ。

でも、読みたいんだよーー。
なんて漫画だったんだっけ???

一切の手がかりがない苦しみ

私はホラーやスプラッタ系は大の苦手だ。

友達に借りた当時は、めちゃくちゃ怖くて、なんてもん読ませやがんだよ!
二度と読みたくない!くらいに後悔していたのに。

何十年も経って、
あ、もっかい読みたい
って思うなんてとっても不思議だ。

こんな時、読書感想文までいかなくても、せめて、自分が読んだものの記録をとっていれば、、
大人になってこんなにモヤモヤと苦労することもなかったのに。

友達の友達を辿れば、本を貸してくれた、この友達に連絡を取ることは可能だ。
しかし、何十年も連絡を取ってなかったのに、
いきなり、
「ねえねえ、あの時、お兄ちゃんから借りてきてくれた、あの漫画ってなんだっけ?」
ってそれだけのために連絡してくるって、めっちゃくちゃ怖いよな・・・

探し物するにあたって、一切手がかりがないっていうのはなんとも辛い体験だ。

またこんなことにならないように、
読んだ時は、イマイチだな、とか、怖い、とか、もう読み返すことないと思ったとしても、必ず、読んだ本は、せめて、タイトルと著者名だけは、Google keepにでも保存しておこう。




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