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3歳児の「パパが怖い」の正体

最近、3歳の息子は「パパが怖い」という。

夫は物静かで、基本的に感情の起伏がなく、私とは正反対である。私は、おしゃべり好きで、感情も爆発させる。

息子とのやりとりの中では、夫よりも私のほうがよっぽど息子に怒るときは怖い、と自分でも思う。

では、なぜ息子は「パパが怖い」というのだろうか。

先日、やっと答えが出た。

ある日、夫が怒っていた。
「お風呂入るよ!おもちゃはやめて!パパ、怒ると怖いよ。」

私に対しては出さない声を息子に向けて出していた。息子は大泣き。

しかし、冷静に見て、夫の怒り方より私の方がよっぽど怖い。私は大声を出す(息子が大声を出すから)。手がつけられないと、息子の感情が切り替わるまで徹底的に無視する。

しかも、怒っているのが日常茶飯事なのは、ママである私のほうだ。なのに、なぜ「ママが怖い」にならないのか。

育児時間あたりの怒る時間が、ママは忍耐強いからである。これはきっと、多くのママに当てはまるだろう。

例えば、ママは育児時間10時間に1回怒る。そして、9時間は結構優しい。一方、パパは育児時間2時間(パパが1人で見る時間に換算すると、休日に1日過ごしても合計の育児時間は短い)に1回怒る。

そりゃ、パパは怖い。怒りすぎ。

ママとして怒りすぎちゃったなーと毎日少し落ち込んでいたが、夫の頻度に換算すると自分を褒めたい。

「ママがいい」は、育児時間が多いのだから当たり前だと思っていた。しかし、「パパが怖い」もまた、育児時間あたりの忍耐力がママの方が強いからであり、本当にママという職業はとてもスゴイものであると再認識した。

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