見出し画像

BLW離乳食を2回して結果わかったこと

私は、2人の離乳食を、BLW(Baby-Led Weaning)で進めた。BLWとは、赤ちゃんが主導の離乳食で、赤ちゃんが自分で食べる量、順番、ペースを決める方法だ。

私は、下記のBLWのメリットに惹かれて、挑戦することにした。

・赤ちゃんの意志を尊重することができ、自尊心を高める
・赤ちゃんの持っている能力を引き出せる
・家族で食事の時間を過ごせる
・赤ちゃんが味や食感、色、においを楽しめる
・目で見て、手先を動かす動きや、お口の発育を育む
・赤ちゃんの自尊心と自信を育む
・離乳食をつくる負担が減る
・食事の時間の親子の奮闘がおこりにくくなる

https://babyledweaning.or.jp/about_blw/

【第一子】息子の場合

息子は、上記のメリットの全てを享受することができた。離乳食をペーストにする必要がなく、蒸篭で蒸した野菜、肉・魚を中心にとても調理が楽で、離乳食のめんどくささを知らずに過ごせた。また、本人が自分で食べるので、親も一緒に楽しく食事をすることができて、離乳食はとても良い思い出になった。

結果、息子は野菜好きで、とりわけ緑色の野菜は大好きになった。好き嫌いも全くなく、保育園でも幼稚園でも褒められ、自分でご飯の量を決められるようになった。いまのお気に入りは、フキの煮物。しぶい男になった。

【第二子】娘の場合

第一子での成功で、第二子もBLWで離乳食をすすめることを否定する材料はなかった。息子の時につけていた離乳食日記をもとに、季節の野菜を中心として、同じように進めた。

予想に反して、娘とのBLWは、息子とまったく異なった。

娘は、お米しか食べないガールだったのだ。

まったく同じように進めても、頑なに拒否。ちなみに、ペーストにしても拒否。


結論

2人をBLW離乳食で育てた結果、わかったのは、結局、食は個性。

BLWで進めたからといって、息子のように野菜好き、好き嫌いがない子どもに育つわけではない。また、息子も3歳になったら、好き嫌いは出てきたし、ママに食べさせてほしいと訴える。BLW離乳食のメリットは永遠に続かない。

結論として、BLWを選択するメリットは、「調理人(母)の負担軽減」だけと考えて、他はラッキー程度に考えると良いと思う。

BLWの重要な点はペーストにする必要がないこと、蒸篭を買えば(なくても、耐熱皿とフライパンでできる)、とりあえずお湯を沸かして蒸せばいいので、めちゃくちゃ楽ちんである。ただし、離乳食を食べている間に誤飲にはよく注意する必要がある。(誤飲率はペースト離乳食と同じだが、やはり個人的には不安要素は高く感じた。)食事中にバタバタしがちの人にはおすすめしない。

BLW離乳食の進め方で悩む人がいたら、こう伝えたい。
・個性で無理なものは無理、メリットは全員に当てはまらない
・InstagramのBLWママは幻想

そして、本日も、BLW離乳食出身のお米ガールは、お米にあれやこれや混ぜる方法で栄養摂取している。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?