最近のコロナに対する反応について思うこと

こんにちは。前の記事を投稿してからだいぶ時間が経ってしまいましたが、今日はちょっと最近思うことをどこかに吐き出したいと思い、独り言を書きます。


最近、東京のみならず全国的にコロナの感染が拡大していて、誰しもコロナに感染するリスクが高まってきた。私は普段通勤で名古屋に通っているが、ここ最近、両親が私のコロナの感染リスクについてとても心配している。

名古屋も最近感染者が増えてきているため、地元で働いている両親たちよりは感染するリスクが高いと思う気持ちもわかるし、心配する気持ちもわかる。両親ももう若くはないし、感染したら重症化するかもしれないという不安もあるだろう。

だけど、私がいつも母からコロナに関して注意喚起されるたびに、悲しいと思うのは、私が感染した場合の私の体調についてなどではなく、私が感染したら自分が職場や周りの人からどう見られるか、社会から除外されるかという恐怖について心配していることだ。私が感染したら、母自身が仕事を続けられなくなってしまうかもしれない、仕事に関わっている人たちからどんな目でみられるかなど、どれだけ大変なことになるか、だから絶対に感染しないでくれ、いっそのこともう仕事をやめたらとまで言われた。


ニュースなどで、感染者が職場を退職しなければいけなかったり、家を特定され、自宅に石を投げ込んだり損壊の被害にあったりなど、差別を受けている話も聞く。

感染した人もなりたくてなったわけではないし、こんなに感染経路不明者数が増えていて、世界的なパンデミックになっている状況から、普段から綿密に予防をしていても感染しない方がもう難しいとも言えるかもしれない。

コロナだけではなくて、日本はもともと自分と違うものを持った人を受け入れにくい社会だと思うので、さらにコロナという未知のウイルスに感染した人へはより拒絶感をもつのかもしれない。が、こんな世界的な危機でみんなで力を合わせて乗り切ろうとしている時に、感染者だけではなく、感染者の周りの人までまるで犯罪者みたいに扱われているのがただただ悲しい。

コロナで自粛自粛と普段と違う生活を要求され、会いたい人にも会いに行けない状況が続いていて、みんな精神的にもだいぶ疲れてストレスも溜まっているのはわかるけれど、、、私だって、今年の予定大狂いだし、会いたい彼にも1年以上会えないかもしれないし、苦しい思いをしていないわけじゃない。こんな時だからこそもっと自分のことだけではなく他者に寛容である社会であってほしいと思う。


コロナは体に出る症状だけではなく、精神的にも追い詰められる怖いウイルスだと改めて思った。


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