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ずっと記憶に残り続ける四十物十四の言葉

皆さんヒプノシスマイクというコンテンツをご存知でしょうか?音楽原作キャラクターラッププロジェクトとして楽曲からコミックス、アニメ、舞台など幅広く展開しているコンテンツです。おそらく名前だけなら聞いたことあるな〜っていう人も結構いるんじゃないでしょうか?
結構TVで特集されていたりとか、キャラクターの1人である山田一郎の声を務める木村昴さんも最近バラエティで大活躍されています。

このコンテンツの何が良いかとか世界観とかを話し始めると非常に長くなるので、今日は私が「ああ、このコンテンツ推しててよかった!」と感じた瞬間を語らせてください。

タイトルにもあるように私は四十物十四(あいもの じゅうし)くんがラジオで言っていたとある言葉がずっとずっと頭から離れません。

まず簡単に四十物十四って何者かを説明すると
ナゴヤディビジョン Bad Ass Templeに所属していて、ヴィジュアル系バンド「アルゴξ楽団」のヴォーカリストも行っている18歳の青年です。かつていじめに遭っており、その際に現在同じチームの天国 獄(あまぐに ひとや)に救われたという過去があります。
初対面の人の前だと所謂厨二病のような話しかたになりますが、普段はむっちゃハイトーンボイスでしかも泣き虫でアマンダという豚のぬいぐるみを大切に持っている(身長185cm)というまさに「おっきな幼女」感満載の最高キャラなんです。気になった方は公式Youtubeチャンネル行ってください。楽曲はもちろんドラマパートも試聴できます。悪魔の華を聴いてくれ…頼む…URL貼っておきます。

それでやっと本題なんですけど、ヒプノシスマイク(以下ヒプマイと表記)ってなんとキャラクター自身がパーソナリティを務めるっていうオタク大歓喜のラジオを配信しておりまして、(今もSpotifyで無料で聴けるよ!!)そこでの十四くんの回でめっちゃ「四十物十四がここにいる!!」って感じたことがありました…あるお便りで「中学時代にあったいじめの経験を『乗り越えた』、『傷が治った』という感覚がなく,当時傷ついた自分と並んで歩いている感覚がある。苦しんだ自分を慰めているような感じです。十四くんはどうですか?」という質問に対する十四くんの言葉です。
以下十四くんの回答をそのまま引用して書き起こしますね。


「これは…自分もわかるっす。乗り越えるんじゃなく、寄り添っていくものなのかもしれないっすよね。それは多分、過去の自分を今の自分が助けに行くってことなんじゃないっすかね。よく、『心の傷は時間が癒してくれる』っていうじゃないっすか。確かに、記憶が薄れることはあるけど、心の時間って簡単に巻き戻るんすよ。でも、実際には過去に戻るなんてできないし、起こったことも変えられない。だから、心の中の過去の自分が泣いてたら、今の自分が優しくしてあげるしかないっすよね。それで…たまに誰かに話を聞いてもらえたら、それで良いんだと思うっす。…そういえば、空却さんに言われたのは『過去の自分に追い抜かれるな。』
辛い気持ちが先に行かないように一緒に歩いていけたらいいっすね!」


これ初めて聞いた時、本当に涙が出ました。車の運転中だったので、視界不良でちょっと危なかったです。
上手く言えないんですが、この回答すごくすごく人間味に溢れていると思いませんか?彼は間違いなく二次元の架空の存在ですけど、ちゃんと「傷ついた経験を持った人」だから分かる苦しんでいる人の心情や優しさが滲み出てきている言葉だと思うんです。

それと同時に彼の中には、まだかつていじめられた時の傷に苦しめられていることはあるけど、Bad Ass Templeのチームメンバーたちと一緒に前に進んでいるだなっていうのが分かって私がすごい救われたなって感極まっちゃったんですよね。

このヒプマイのラジオ(HYPNOSIS WAVE)は、絶対出会うことがない我々と彼らの世界が一瞬交わったような夢を見せてくれる本当にすばらしいコンテンツです。他にもあと17名のキャラたちがそれぞれパーソナリティをやっている回はもちろん、チームごとにパーソナリティをやっている回があるのでぜひ聞いてほしいです。何度だって言います。Spotifyで無料で聴けます!!私が一番好きな十四くんの回のリンク貼らせていただくので、他の回にも飛んでいただけると嬉しいです!!

余談なんですけど、ヒプマイ実は正直言うとコンテンツの展開が幅広すぎて拾いきれていない部分がたくさんあるので、「こんな見どころまだまだあるよ!!」っていうのがあったら教えてください。速攻で摂取しにいきます。あとこんなに今回十四くんについて語っといてなんですが、私の最推しは神宮寺寂雷(じんぐうじ じゃくらい)先生です。よろしくお願いします。


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