お金の話は感情的になる

Pale aqua & Penguinsと申します。

今回は生活には切っても切り離せないお金のことについて少し
考えてみたいと思います。

タイトルにもある通りですが、お金の話は感情的になりやすい気がします。
上手く話せないのですが、遺産相続や、会社への不満(給料)、夫婦の問題(生活費)など、もめる原因はたくさんありそうです。
その他にもお金の話をすると冷静ではいられない経験が実体験としてあります。友人であってもお金を貸すことに抵抗がある人はいると思いますし、(少額であれば大丈夫ですが)私もその一人です。

どうしてお金の話は感情的になってしまうのでしょうか?
何かに対して感情的になるという事は、そのものについての思い入れが深いのでしょう。野球が好きな人に対して、野球が面白くないと言えば野球好きな人はいい気分ではないだろうということはなんとなくわかっていただけると思います。

ただ、お金に対して思い入れがあるかといわれるとそうでもないような気がします。毎日生活していればどこかのタイミングで現金なり、キャッシュレス決済なりでお金を使う事が多くありますが、特別愛着があったりするわけではありません。お金自体に愛着があればもったいなくて使う事が出来ないと思います。

ただ、単純に要らないか欲しいかでいえば欲しい。
どうしてでしょうか?あっても困らないからでしょうか?
なんだかそれだけではない気がします。

お金というのは大抵の場合簡単に手に入れることが出来ません。いろいろなお金の手に入れ方があるとは思いますが、大体は何かの対価であることが多いと思います。そして、単純にお金がなければ生活することが出来ません。
山奥で自給自足という人もいるかもしれませんが、生活に必要なものを全てまかなう事は難しいと思いますし、全ての人がそのような生活を送れるわけでもないと思います。

手に入れることが難しく、生活に必要なもの。
言うまでもなく大事なもの。

やはり、お金のことで感情的になってしまうのは、お金を簡単に手に入れることが出来ないからのような気がします。
お金はいくらあればいいのでしょうか?
宝くじを当てて大金を手に入れた人が何年か後に生活に困るという話も聞いたことがありますし、一説によれば宝くじが当選したときに貰えるパンフレットのようなもので、仕事は辞めないほうがいいといった旨が記載されているそうです。
仕事を辞めない理由はいろいろあるのでしょうか、一定額あれば安心というわけではなさそうです。だから不安になってしまい、お金に対する重要性が増していくのでしょう。

ありきたりなまとめになってしまいますが、お金の話で感情的になってしまうのは、お金がどれぐらい必要なのか分からず、お金自体を手に入れることが難しく、更に生活に必要なものの為とても重要性が高い。
かなり重要なものなのでそれについての話には慎重に、また、過敏になってしまう。その過程でストレスがたまるため感情的になってしまう。
このあたりのことが私なりの答えになると思います。

ベーシックインカムとかがもし実現すればお金に対して寛容的な社会になるような気がしますが、現実的にきっと導入されないでしょう。

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